2020-01-01から1年間の記事一覧
泊まれるアート空間「アンテルーム」は、エントランスから入って真正面にギャラリースペースがあり、毎年のようにKYOTOGRAPHIEサテライト展示「KG+」 の会場になっている。実力ある若手作家が複数名紹介される。一人ずつの点数は少ないながら、注目すべき作…
KYOTOGRAPHIEサテライト展示「KG+」を回ります。node hotelでは、複数の著名な作家らの作品があり、一方で「野口家住宅・花洛庵」は伝統的な京町家の空間が素晴らしい。 (花洛庵より)
KYOTOGRAPHIE 2020・サテライト展示「KG+」、今回はNo.1~62と、S1~S5までの計67プログラムが展開している。 ( ゚q ゚ ) どうやって回ろう R2.9/26(土)で回った烏丸御池~烏丸四条あたりの展示:八木夕菜、スーサム・ライ、逢坂憲吾、四方伸季、横山隆平の展…
2020.9/21(月)、ドキュメンタリー写真家・岡原功祐氏の主催する「PITCH GRANT」(ピッチ=プレゼン、グラント=助成金)の最終公開審査が催された。 1次審査を突破した10名の作家が一般参加のオーディエンスに対してプレゼンを行い、オーディエンスが投じ…
KYOTOGRAPHIE(以下「KG」)サテライトイベント「KG+SELECT」、引き続き元・淳風小学校の2F部分の展示・6名の作家についてレポです。 2Fはなお一層、明るい展示とシリアスとがきわきわのバランスでせめぎ合っていて素晴らしいです。 【会期】2020.9/18…
京都国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」(以下「KG」)・サテライトイベント「KG+」の中でも別枠、審査制となっているのが「KG+SELECT」だ。この中で更に選考があり、グランプリ受賞者は翌年の「KG」本体のプログラムに出展できる。今年は10組の作家が選出されてい…
「KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)2020」、8年目。わあい。コロナ禍で一度は春開催が延期になったものの、9/19(土)より開催です。わあい。うっうっ(泣く)。 クラウドファンディングで1千万円の支援が寄せられたり、世界的に大変な状況にあっても企業の…
「青」に貫かれた作家の、四半世紀に及ぶ活動を凝縮して鑑賞しました。写真の域を超えた作品を観るのは、夜の海を泳ぐような体験でした。 【会期】2020.9/12(土)~9/23(水)
今年3月に予定されていた修了展が再延期となった京都造形芸術大学(現、京都芸術大学)・通信教育部の有志6名によるグループ展が開催され、本来発表するはずだった作品を公開している。それぞれの日常への視点が感じられる作品だった。 【会期】2020.9/12…
ミニドラマのようなタイトルに全てが込められている。今から30数年前、電車を乗り継いで職場へ向かう作者は、通勤中に出くわす見ず知らずの人々を、射し込む光とともに、「同僚」として写真に収めていた。 【会期】2020.9/3(木)~9/9(水)
かつてこの国には革命への熱が激しく渦巻いていたという。もう伝聞形でしか知りようがない。いや、現在でも、各種の平和的なデモや共感からのハッシュタグとRTの嵐は常々起きている。姿形は変われど、大きな力に対して抗い、自分たちの声を届けることは、…
印象に残るタイトルは、ユダヤ人の詩人、イェフダ・アミハイ『エルサレムの詩』の一節からの引用である。本作は「正しさ」が生じる未満の場で、イスラエル、パレスチナ自治区それぞれの「凪」の姿を捉えている。一方で、写真には確実に「壁」が写り込む。 【…
スタイリッシュなコンテナの写真。無駄のない、洗練された姿は、何を物語っているのか。 gallery 176での個展とトーク内容について、直近の写真集『CONTAINERS IN TOKYO』の内容と比較しつつレポです。 【会期】2020.8/28(金)~9/8(火)
ヤン・ヴォー展。全く一筋縄ではいかない展示だ。 1度見ただけでは「???」で、写真仲間氏と共にもう一度観に行ったのだが、日頃は様々なジャンルの表現にビビッドな反応を示す仲間氏が、先に鑑賞を終えた直後にLINEで「難しかった」と一言だけ打ってきた…
巨大な巨大なラバーダック氏が、天満橋の「はちけんや」(八軒家浜)に11年ぶりに帰ってきたという。わあい。「可愛いは正義」を貫く存在です。 【会期】2020.8/1(土)~8/31(月)
オブジェを「見る」ことが、「私」とオブジェとの間にある「間(ま)」を見て、認識し、見えないけれどそこにある何かに気付いていく。存在と気付きの関連を物語る展示でした。 【会期】2020.5/2(土)~8/23(日)
観光という積極的な、享楽的遁世のうちにある人々が撮られている。どのカットもシュールなだけでなく、なんだか温かい。 【会期】2020.8/6(木)~8/19(水)
大阪・豊中市の服部天神「gallery 176」にて行われた、甲斐啓二郎個展とトークイベントについて。 前段は展示『Charanga』の感想を、後段は伊奈英次氏とのトークの概略を記録。刺激的な話でした。みなさん、なんしか写真集を自作しましょう。 【会期】2020.7…
【写真展&ART】manimanium「birth」、キムラユウナ「インターネット葬」@アトリエ三月 「インターネット葬」というシンプルかつ衝撃的なタイトル、これに惹かれて真夏の夜の蛾のように、私はフラフラと会場を訪れた。 2階構成のギャラリーで、それぞれ別…
新型コロナ禍でにわかに注目されるようになった新しい標語・生活習慣「ソーシャルディスタンス」。この「距離」というものに対して、4名の作家が様々な観点からアプローチする。 ※鑑賞無料 【会期】2020.8/1(土)~9/22(火)
【ART】R2.8/6_「ひろがる美術館ヒストリー」西宮市大谷記念美術館の展覧会とコレクション2 コレクション展2です。1を見てない。くわぁぁ残念。1は2018年「ひもとく美術館ヒストリー」で、1972年開館当初から2000年代初頭までの企画を紹介、作品収蔵し…
【写真展&暗室】フィルムの写真教室OB展「FILM ing」@ギャラリー・ソラリス 写真仲間が、ギャラリー主催のフィルム写真教室を以前に受講しており、そのOBグループ展に出展中。陣中見舞いに訪れると、暗室をレンタルしてせっせこプリント中とのことで、暗室…
健康健全な不良人生。 確かにお酒が好きで、ギャンブル(競輪)のことしか考えてないような人物ではあった。が、孤独・孤立とは無縁だった。そこに同じ「ダメ」でも、「生き方」と「依存者」との大きな差異を見た。無論、本作は前者の方だ。
【会期】2020.5/26~10/4(会期変更後) 3年に及ぶリニューアル後の「京都市京セラ美術館」へ潜入。みんな大好き杉本博司の仏教・古代の世界へワープ。
2020.7/23(木) 写真家・波多野祐貴さん個展「Call」に合わせて、作家トークショーがあり、私は聴き手として参加しました。 新型コロナという時代性に左右されてのイベントだったので、少し記録しておこうと思います。 相槌がヘドバンだとよく言われますv
【会期】2020.7/18(土)~7/28(火) 台湾の街と人々を捉えたパワフルな写真群は、一期一会の遭遇を固着させる、彗星のような写真だった。なぜ私は「彗星」と呼んだのかを考えた。
【会期】2020.7/16(木)~7/22(水) 「陰」がよく効いたモノクロームで撮られた様々な山の中は、作者自身が山に抱く畏敬の念と相伴って、異界としての姿を現す。
【会期】R2.7/9(木)~7/15(水) 作者は祭りの中に身を投じ、「倫理以前の人間の姿」に達した人々の姿を捉えていく。本展示ではこれまで発表してきた4ヵ国・5つの祭事(イングランド、日本、ジョージア、ボリビア)のシリーズをダイジェスト版のように特…
R2.7/12(日)「写真表現大学」修了展・最終日です。搬入日と同じく、状況を記録しておきましょう。 記録するヒマもないぐらい一瞬で終わったんですけどね。なんでも終わりは儚い。
( ´ -`) 毎年恒例、「写真表現大学」「Eスクール」2019年度・修了制作展のお時間です。会期は7/7(火)~7/12(日)です。京都三条・四条で遊ぶついでに、お立ち寄りあそばせ。連日雨ですけど。雨ですけど。 ザアー。