nekoSLASH

大阪国際メディア図書館「写真表現大学」研究ゼミ卒業。関西・東京の写真・アート展示のレポート・私見をup。

【写真展】R3.3月_赤鹿麻耶「ときめきのテレパシー」@ホテル アンテルーム京都

アートホテルとして有名なアンテルーム京都のギャラリースペースで、2ヶ月にわたって写真家・赤鹿麻耶の企画展が催された。アンテルームはいつもKYOTOGRAPHIEの時期にはサテライト企画「KG+」に参加し、新進気鋭の写真・現代アートの作家を展開してきたが、KG会期外にも写真を扱ってくれるのはとても嬉しい。

本展示『ときめきのテレパシー』は、赤鹿麻耶がこれまでに取り組んできた各種シリーズから写真をセレクトし直したもので、会期を2つに分け、展示を入れ替えて展開される。

それは「夢」の世界なのか、現実なのか。

 

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【会期】(前編)2021.2/25(木)~3/22(月)

    (後編)2021.3/24(水)~4/19(月)

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【写真展】R3.3月_岩波友紀「紡ぎ音」@入江泰吉記念奈良市写真美術館

2011年3月11日の東日本大震災以降、被災地で催された多数の「祭り」を追ったドキュメンタリー作品。祭りは地域住民にとって、なくてはならないものだった。人物だけでなく、風景だけでもなく、その両方が写された写真群によって、「被災」と「復興」の狭間にある東北を見た思いがする。

「祭り」はその中に生きる人々に繋がりを生み、生命力をもたらす。

 

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【会期】2021.2/20(土)~3/28(日)

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【写真展】R3.3/20_「さよなら壹燈舎、また逢いましょう smile&smile」@PhotoGallery 壹燈舎

関西の写真系ギャラリーが3/21(日)、また一つ幕を閉じた。最後の展示はゆかりのある約60名によるグループ展。

2009年の開廊以来、毎週のように展示を催し続けてきた場である。ただ、HPには「一旦閉廊します」「近い機会に、必ずお会いしましょう」とあり、今後また再開される意思を込めたメッセージが掲げられている。

 

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【会期】2021.3/17(水)~3/21(日)

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【写真展】R3.3_「永遠のソール・ライター」@美術館「えき」KYOTO

新型コロナ流行の影響によって1年延期された、ソール・ライターの展示である。絵画のように美しいカラーのスナップ作品のほかに、リバーサルのスライドショー、セルフポートレイト、そして重要な二人の女性:妹のデボラとパートナーのソームズ・バントリーの写真が特集され、2017年の展示からさらに人生に踏み込んだものとなっていた。

 

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【会期】2021.2/13(土)~3/28(日)

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【ART】R3.3/20_「OPEN STUDIO 結から始まる起承転」@SSK(Super Studio Kitakagaya)

 現代美術の作家さんが13人入居して制作している空間「Super Studio Kitakagaya(SSK)」のオープンスタジオ企画。創作の現場は、ギャラリーで完成された作品を観るのとは全く違った体験になりました。

  

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【会期】2021.3/5~3/21

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【写真展】R3.3/20_和田マサ子「朱夏の果」@ニコンプラザ大阪 THE GALLERY

だんだんと季節が回って暖かくなってきたが、本作は濃厚な暑さが立ち込める夏が舞台である。

ひと夏で3人もの別れを経験した作者は、自然の豊かな地で、人の生きる現世とは異なるものたちにしきりに眼を向けている。それは即物性からのシュールさへと結び付いていた。

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【会期】2021.3/18(木)~3/24(水)

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【写真展】R3.3/9_みまつひろゆき「Life speed」、駒﨑佳之「鹿の夢」@同時代ギャラリー

「大阪国際メディア図書館・写真表現大学」の在校生:みまつひろゆき、駒﨑佳之の二人によるダブル個展が、京都・三条の「同時代ギャラリー」で催された。二人は展示に合わせてそれぞれ写真集も発刊している。

また、トークライブ「生きるを写して」では、私が聞き手となって二人からテーマや制作工程について語ってもらい、自己の人生観、生命観から写真を撮り、発表することの意味について考える時間を共有した。

 

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【会期】2021.3/9(火)~3/14(日)

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【写真展】第45回木村伊兵衛写真賞 受賞作品展 片山真理・横田大輔 @ニコンプラザ大阪 THE GALLERY

2020年3月半ばに木村伊兵衛写真賞・受賞の発表があってから、本来なら約1カ月後に展示が催されるところ、新型コロナ禍に見舞われて授賞式は中止、展示は無期限延期となっていた。

一年越しでお目見えしたのは、片山真理・横田大輔の二人展という形態だった。コンパクトな展示室で二人の活動を振り返る。

 

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【会期】2021.2/25(木)~3/10(水)

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【写真展】R3.2/27_田中ヒロ「OOOFOO」@ギャラリー・ソラリス

溢れ出す食べ物の写真、読み方も分からないタイトル、されど絶妙なバランス感覚で構成された空間『OOOFOO』。Over Food ともToo Food とも呼びたくなる「食」の氾濫は、生きる力―食欲を音源としたハードコアやパンクの色覚的ライヴだ。

 

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【会期】2021.2/16(火)~2/28(日)

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【写真展】R3.2/22_岩本啓志「さえぎる風景」@ギャラリー白

大阪国際メディア図書館・写真表現大学の同窓生、岩本啓志氏の初の個展。2017年度の入学以来、「あべのハルカス」の見える風景を撮り続けてきた。雑多な下町の空に、真四角のビルだけが聳えている光景は、写真によって改めて異様さを見せる。

それはシュールレアリスムとの近接を感じさせる景色だ。

 

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【会期】2021.2/22(月)~2/27(土)

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【写真展】R3.2/14_マーク・ピアソン フォトコレクション展「忘却の彼方へ ― 日本写真の黎明期から現在まで」第1章・日常生活 1850-1985@奈良市写真美術館

禅フォトギャラリーのオーナー、マーク・ピアソンの2万点にも及ぶ膨大なコレクションから、3回にわたってコレクション展が催される。第1章は1850年から1985年まで、日本の「日常生活」に焦点を当てて多数の作品が紹介された。

 

( ´ ¬`) めちゃめちゃ多い。たいへんですよこれは。しかも半端じゃなく有名な写真家揃い。写真史の授業ですよこれ。えらいこっちゃな。

 

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【会期】2020.11/21(土)~2021.2/14(日)

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【写真展】R3.2/11_ビジュアルアーツ専門学校大阪・写真学科 @ビジュアルアーツギャラリー、ニコンプラザ大阪 THE GALLERY

ビジュアルアーツ専門学校大阪・写真学科のゼミ別成果発表展(写真作家選考展)と選抜作品展が、それぞれ、「ビジュアルアーツギャラリー」(梅田・堂島)と「ニコンプラザ大阪 THE GALLERY」(心斎橋)で開催された。それぞれで気になった作品をレポです。

 

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【会期】・ビジュアルアーツギャラリー_2021.2/7(土)~2/11(木)

 ・ニコンプラザ大阪_2021.2/11(木)~2/17(水)

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