2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧
KYOTOGRAPHIE2020、本体プログラムのレポはこれでラスト。 ⑨マリー・リエスはどの会場からも離れた大徳寺付近にあり、少し回りづらいが、写真を「手で」視ることを試みた、新しい形の展示だ。⑩甲斐扶佐義の展示は出町柳に3ヵ所、JR京都駅ビルに1ヵ所と分散…
KYOTOGRAPHIE2020・本体プログラムのレポ(3)。 建仁寺・両足院の【No.⑥】外山亮介『導光』、京都府庁の【No.⑦】ピエール=エリィ・ド・ピブラック『In Situ』と【No.⑧a】オマー・ヴィクター・ディオプ『Diaspora』、そして同じくディオプで【No.⑧b】出町…
KYOTOGRAPHIE2020・本体プログラムのレポ。 「伊藤佑 町家」という5軒連なった長屋で展開された、福島あつし、マリアン・ティーウェン2名の展示をレポート。一方は日本の独居老人のドキュメンタリーと関係性、一方は「建築」の破壊と彫刻への転化(インス…
泊まれるアート空間「アンテルーム」は、エントランスから入って真正面にギャラリースペースがあり、毎年のようにKYOTOGRAPHIEサテライト展示「KG+」 の会場になっている。実力ある若手作家が複数名紹介される。一人ずつの点数は少ないながら、注目すべき作…
KYOTOGRAPHIEサテライト展示「KG+」を回ります。node hotelでは、複数の著名な作家らの作品があり、一方で「野口家住宅・花洛庵」は伝統的な京町家の空間が素晴らしい。 (花洛庵より)
KYOTOGRAPHIE 2020・サテライト展示「KG+」、今回はNo.1~62と、S1~S5までの計67プログラムが展開している。 ( ゚q ゚ ) どうやって回ろう R2.9/26(土)で回った烏丸御池~烏丸四条あたりの展示:八木夕菜、スーサム・ライ、逢坂憲吾、四方伸季、横山隆平の展…
2020.9/21(月)、ドキュメンタリー写真家・岡原功祐氏の主催する「PITCH GRANT」(ピッチ=プレゼン、グラント=助成金)の最終公開審査が催された。 1次審査を突破した10名の作家が一般参加のオーディエンスに対してプレゼンを行い、オーディエンスが投じ…
KYOTOGRAPHIE(以下「KG」)サテライトイベント「KG+SELECT」、引き続き元・淳風小学校の2F部分の展示・6名の作家についてレポです。 2Fはなお一層、明るい展示とシリアスとがきわきわのバランスでせめぎ合っていて素晴らしいです。 【会期】2020.9/18…
京都国際写真祭「KYOTOGRAPHIE」(以下「KG」)・サテライトイベント「KG+」の中でも別枠、審査制となっているのが「KG+SELECT」だ。この中で更に選考があり、グランプリ受賞者は翌年の「KG」本体のプログラムに出展できる。今年は10組の作家が選出されてい…
「KYOTOGRAPHIE(京都国際写真祭)2020」、8年目。わあい。コロナ禍で一度は春開催が延期になったものの、9/19(土)より開催です。わあい。うっうっ(泣く)。 クラウドファンディングで1千万円の支援が寄せられたり、世界的に大変な状況にあっても企業の…
「青」に貫かれた作家の、四半世紀に及ぶ活動を凝縮して鑑賞しました。写真の域を超えた作品を観るのは、夜の海を泳ぐような体験でした。 【会期】2020.9/12(土)~9/23(水)
今年3月に予定されていた修了展が再延期となった京都造形芸術大学(現、京都芸術大学)・通信教育部の有志6名によるグループ展が開催され、本来発表するはずだった作品を公開している。それぞれの日常への視点が感じられる作品だった。 【会期】2020.9/12…
ミニドラマのようなタイトルに全てが込められている。今から30数年前、電車を乗り継いで職場へ向かう作者は、通勤中に出くわす見ず知らずの人々を、射し込む光とともに、「同僚」として写真に収めていた。 【会期】2020.9/3(木)~9/9(水)
かつてこの国には革命への熱が激しく渦巻いていたという。もう伝聞形でしか知りようがない。いや、現在でも、各種の平和的なデモや共感からのハッシュタグとRTの嵐は常々起きている。姿形は変われど、大きな力に対して抗い、自分たちの声を届けることは、…