nekoSLASH

ねこが超です。主に関西の写真・アート展示のレポート・私見を綴ります。

2024-01-01から1年間の記事一覧

【ART】R5/25-8/18_「没後30年 木下佳通代」@大阪中之島美術館

写真を用いた非常にコンセプチュアルな作品から、筆のストロークによって構成された絵画作品へ、大きな作風転換を果たしている。どちらの表現形態も深く存在の本質に迫ろうとしていた。特に、晩年、逝去に向かうほどに、強く…。

【写真展】R6.7/16-28_田中ヒロ「BOLZO」@ギャラリー・ソラリス

パワーだ。ライヴだ。

【写真展】R6.6/14-7/7_堀井ヒロツグ「身体の脱ぎ方 The way a body tired of meaning dances」@PURPLE

身体。言葉。性別や恋愛について。それらを越境したところにある親密さについて。

【ART】R5.10/14~R6.6/16「AIR3 SCG」@BnA Alter Museum

アートホテル「BnA Alter Museum」でのアーティスト・イン・レジデンス公募・展示企画。アーティスト5組(みょうじなまえ+林航、Teom Chen + INTA-NET KYOTO、阿児つばさ、藤田クレア+白石晃一+石川琢也、久保田荻須智広)が各階のギャラリースペースで…

【写真展】R6.6/1-22_勝又公仁彦、鈴木崇、田中和人、多和田有希「Temporary Contemporary Photography」YOD Gallery

写真はどこまでが「写真」なのか? 何の材料も無く考えることは困難だ。作家の試みを介して変成・拡張された「写真」の姿に触れ、その可能性を知る。

【写真展】R6.6/13-17_栗棟美里、澤田知子・須藤絢乃「INTERACTIONS」@LAUGH & PEACE ART GALLERY(吉本本館)

現代美術家、写真家3名のグループ展。華やかなポートレイト作品が集うが、三者ともそれぞれに異なる点でオリジナリティを問うものだった。

【ART】R6.6/12-30_宮木亜菜「赤いからだ」@enoco(江之子島文化芸術創造センター)

「身体を彫刻とした作品」と言えば一言で済むのだが、その分かりやすい言葉を掘り下げて、意味の三次元的な膨らみを求めてみたい。

【ART】R6.5/25-6/14_みょうじなまえ「I'll give you a name」@N project

バタイユ「非生産的消費」、ポップな花、記号合わせ ― アイデンティティーの同定を巡る営為。

【KG+SELECT 2024】R6.4/13~5/12 @堀川御池ギャラリー(後編)

「KG+SELECT 2024」レポ後編・残り5組やっていくぞ。 (何穎嘉、蔡昇達、アビシェーク・ラジャラーム・ケーデカル、劉星佑、宇佐美雅浩)

【KG+SELECT 2024】R6.4/13~5/12 @堀川御池ギャラリー(前半)

ドキュメンタリー性に何を加えて多角的に展開させるか。 現実の社会性に演出・演技が加わり、写真表現の可能性がまた一つ広がってゆく。

【KG+】R6.4/13-5/12_S2「KYOTOGRAPHIE Team Photographers' Exhibition」@TIME’S

「KYOTOGRAPHIE」運営側もまた写真作家なのだ。 そんな7名のグループ展である。

【KG+_06】R6.5/2-12_田口るり子「OPEN YOUR EYES」@ギャラリーガラージュ

【KG+】No.06_田口るり子「OPEN YOUR EYES」 目と手が強烈に印象に刺さる。

R6.2/2-3/2_上原浩子「祈りの庭」、岩田小龍「something」@TEZUKAYAMA GALLERY

全く異なるタイプの2つの展示。上原浩子は古来から人と自然・植物に伝わる生命力を「祈り」の立体作品で表わし、岩田小龍(Iwata Kotatsu)は様々な商品のパッケージ・デザインをポップアートに通じる絵画を展開する。

【KG+】R6.4/13~29_西村祐馬、高橋こうた、小池貴之「Phenomenon 事象」@Now & Then 

昨年度「KG+SELECT 2023」出場作家3名が集い、写真という枠組みの変容についてそれぞれの視点から可視化する試み。 だが、本展示は難問である。どうしましょうか( ◜◡^)っ

【KYOTOGRAPHIE 2024】R6.4/13~5/6_本体プログラム全体を通じて、その形態から4分類

「KYOTOGRAPHIE」京都国際写真祭 2024、今年のテーマタイトルは「SOURCE」。 が、毎年のことながら、どの展示もコンセプトに縛られることなく構成・見せ方が特徴的で、ぜんぶ「インスタレーション」と言ってしまいそうになる。 なので、全13個のプログラム全…

【写真展】R6.3/6-4/14 千賀健史「まず、自分でやってみる。」@BUG

虚ろなる自演的実践を繰り返す、特殊詐欺グループ「Hijack Geni」犯行のすべて。

【写真展】R6.3/20-24 東松至朗「VIEW OSAKA 記録の街」(TIPAアートプロデュース2024)@enoco(江之子島文化芸術創造センター)

enocoで開催されたTIPAアートプロデュース2024「徳永写真美術研究所に関わる作家7人の個展と研究活動の報告展」の個展のうち、東松至朗の個展を別途取り上げる。撮影の数、場所、期間が膨大なプロジェクトであるからだ。

【写真展】R6.3/20-24 徳永隆之「現実の向こうへ」(TIPAアートプロデュース2024)@enoco(江之子島文化芸術創造センター)

enocoで開催されたTIPAアートプロデュース2024「徳永写真美術研究所に関わる作家7人の個展と研究活動の報告展」の個展のうち、主催者の一人である徳永隆之の展示を別途取り上げる。 約20年間に亘って収集された、大量の「手書きの世界地図」がすごかったの…

【写真展】R6.3/20-24 TIPAアートプロデュース2024「徳永写真美術研究所に関わる作家7人の個展と研究活動の報告展」@enoco(江之子島文化芸術創造センター)

TIPAアートプロデュース2024「徳永写真美術研究所に関わる作家7人の個展と研究活動の報告展」、企画全体のレポ。普通の「写真展」だと思って行くとかなり混乱する(しました)。 写真という枠に全く囚われないジャンルレスな手芸的な作品と、従来からお馴染…

【学生】R6.3/14-27「New Generation Photography 2024 写真専攻 大学・専門学校選抜作品展」@ニコンプラザ大阪 THE GALLERY

2年目となる写真を専攻する大学・専門学校の選抜展。東京、名古屋、京都、大阪、福岡の全12校・12名の学生が一堂に会する、貴重な機会である。 日本全国から12名もの若きセンスと才能を一堂に集めれば、それはさぞ多彩さが昂じてカオスな空間になるのではな…

【写真展】R6.2/6-4/7「中平卓馬 火|氾濫」@東京国立近代美術館

「植物図鑑」を標榜した中平卓馬とその作品・表現行為が、蛇のごとき滑らかな鱗を持つ爬虫類、時を渡る蛇のように立ち現れたのだった。

【学生】R6.3/10~17 2023年度 京都芸術大学 通信教育課程 卒業・修了制作展(写真コース)

京都芸術大学の通信教育課程では「写真コース」が独立したコースとしてあり(通常の大学カリキュラムのほうは「写真・映像コース」とまとめられている)、毎年多くの卒業生の展示を見ることができる。 今回の2023年度も展示室(NA102)とギャルリ・オーブへ…

【写真展】R6.2/3~3/17 眞岡綺音「陸の珊瑚」~第5回入江泰吉記念写真賞 受賞作品展 @奈良市写真美術館

抑制の効いた写真の流れ。登場人物それぞれの存在という「糸」を等しく、一定のペースで編みこんで、一枚の「布」へと成らしめるがごとき作品である。23歳の作者が16歳の頃から撮り続けてきた「家族」は、文体によって貫かれていた。

【ART】R6.3/1-17_岩谷雪子「西成で植物を採集するということ」@イチノジュウニのヨン、大阪市西成区の各所

西成の街を歩いて、何の植物が生えてるかなんて、考えたこともなかった。 作家と作品というのは、世界との関わり方に変化をもたらすものらしい。

【ART】R6.2/14-3/2_今井祝雄「ビデオテープガーデン」@+1art

黒いでしょう。ビデオテープなんですよぜんぶ。

【ART&写真】R5.12/23-R6.3/10「RECOVERY 回復する」@丸亀市猪熊弦一郎現代美術館

白と黒のジャージ?のフードを頭にすっぽり被った非白人の男女が、向かい合って苗木を触っている。その下にタイトル「RECOVERY 回復する」と来る。それだけで十分だった。私は四国に渡り、丸亀に来た。

【表大/写真展】R6.2/6-11_よしざきしほ「里庭」、仲宗根寛子「裏庭学のすすめ」、坂本和志「善意の押し売り 気持ちの創造」@同時代ギャラリー

私の母校である「大阪国際メディア図書館 写真表現大学」のゼミ生3名が、同じギャラリーのフロアを分割し、個展(写真展)を同時開催した。 「里庭」「裏庭」「気持ち」、三者三様の表現に何が見えるのか。

【写真展】R6.1/27-2/24_平敷兼七「山羊の肺」@The Third Gallery Aya

山羊の肺は、戦争で何もかもを失った沖縄を支えた、女たちの体と息吹を象徴しているのかもしれない。

【写真展】おかわり🙄 R5.12/16-R6.2/12「生誕120年 安井仲治―僕の大切な写真」@兵庫県立美術館

前回のプレスツアー時に招待券をいただいていたので、安井仲治をおかわりです。 今回はフリースタイルで気付きをさらさらと書いておきましょう。あ、いつもフリーか。フリーのおかわり。

【写真展】R6.1/10-21_吉川直哉「ホゥム・ワーク HOME Work」@Dear Gallery NARA

家。家族。実家。 永遠にありそうで、はっと気付いた時には手から離れ、既に失われていたりする。 時にはこうして顧みる時間が必要なのだと思った。