ART・写真(学生、卒展・修了展)
TIPAアートプロデュース2024「徳永写真美術研究所に関わる作家7人の個展と研究活動の報告展」、企画全体のレポ。普通の「写真展」だと思って行くとかなり混乱する(しました)。 写真という枠に全く囚われないジャンルレスな手芸的な作品と、従来からお馴染…
2年目となる写真を専攻する大学・専門学校の選抜展。東京、名古屋、京都、大阪、福岡の全12校・12名の学生が一堂に会する、貴重な機会である。 日本全国から12名もの若きセンスと才能を一堂に集めれば、それはさぞ多彩さが昂じてカオスな空間になるのではな…
京都芸術大学の通信教育課程では「写真コース」が独立したコースとしてあり(通常の大学カリキュラムのほうは「写真・映像コース」とまとめられている)、毎年多くの卒業生の展示を見ることができる。 今回の2023年度も展示室(NA102)とギャルリ・オーブへ…
「あれ?大阪芸大ってこないだもハービスENT・ソニーストアで展示してなかったっけ??」 もう1年経ったんかなと己の時間感覚をあやしんだが、10~11月にも選抜展が行われていたのだった。今回は卒業制作の選抜展である。 【会期】R5.3/18~3/31
こういう展示を待っていた。一度で何校もおいしい。 東京と京都・大阪の美術・写真系の大学・専門学校、計10校から、各校1人ずつの作者を選抜した、東西10校・10名のグループ展である。一気に多数の学校の作品が観られるのは有難い。 【会期】R5.3/9~22
2月7日から1~2週間ごとに展示コースを切り替えながら開催されてきた「写真学科 認定制作 作品展」。第4段目・最終回となる今回は「公募選抜展」、6名の生徒の展示が行われた。 【会期】R5.3/9~3/15
「写真は変成する」展は、大胆に「写真」を慣習や約束事から突き放すように変成・流動させる、刺激的な実験の場である。3回目となる今回は京都芸術大学だけでなく東京工芸大学との共同展となった。 変成、実験、試行と展示。今回は今までになく思う所、考え…
京都芸術大学の卒展・修了展、「写真・映像コース」未来館2階の展示レポです。他のコースの展示も一部あったのだが、数が多い!(嬉しい悲鳴)ので、コースを絞ってお送りします。1Fから更に多彩さを増した「写真」作品が展開されたフロアでした。 【会期…
京都芸術大学 美術工芸学科「写真・映像コース」展示のうち、「未来館」の1階をレポです。2階にも沢山あるので階(回)を分けてお送りします。なお、「総合造形コース」の展示も一部含まれますが、面白かったので一緒に書いています。造形も写真・映像も混…
京都芸術大学(旧名:京都造形芸術大学)の卒展・修了展、「美術工芸学科」の「写真・映像コース」鑑賞レポです。 二つのコースが合体した関係でややボリュームがあるため、ここでは2つの棟で展開されているうち「人間館C棟」での展示(2作品)と、また別…
京都芸術大学の修了展です。まず染織と総合造形から。 「染織テキスタイルコース」は織物・染め物を用いた造形芸術という感。 「総合造形コース」は、分類が難しいが、「彫刻」でもない。モノに寄ってもいいし映像でもいい、何でも可という感じ。 ( ╹◡╹) 【…
美大・芸大、専門学校の卒展といえば通例、毎年2~3月に催されるものだが、大阪芸術大学(略称「大阪芸大」)・写真学科の選抜展は秋にも開催されている。今回も、生徒各人の個性的なテーマや手法に基づいた作品が展開された。個人的に興味を抱いた作品・…
2年間の学びで得た技術や世界観を発表する修了制作展。多数のクラスが交代で展示をしていくが、私が見たのは「クリエイティブフォト専攻」である。 年齢層の若さもあって、従来だと身近な日常や心象、あるいはストリート・都市景のスナップ写真が主だったが…
大阪府富田林市の古町並みが残る寺内町で展開された、大阪芸大の学生らによる「じないまちフォトプロジェクト2021 旧杉山家写真物語展」。学生とはいえ17人(教授ら2名含む)もの写真家が同じ歴史的建築物を撮影し、町中に展示するのは珍しい企画かと思いま…
大阪府富田林市、古くから残る「寺内町(じないまち)」の4会場を舞台に、大阪芸術大学の大学院生・写真学科生15名、准教授1名、教授1名の計17名が写真作品を展開する。 この前編の投稿では重要文化財にして巨大な邸宅:「旧杉山家住宅」会場を取り上げよ…
今年3月に予定されていた修了展が再延期となった京都造形芸術大学(現、京都芸術大学)・通信教育部の有志6名によるグループ展が開催され、本来発表するはずだった作品を公開している。それぞれの日常への視点が感じられる作品だった。 【会期】2020.9/12…
【修了展】2018年度 京都造形芸術大学(通信教育部・写真コース)卒業・修了制作展 ( ˆᴗˆ )毎度毎度、コンセプトの練りに定評のある京都造形大さんです。学びが多い。最寄り駅が叡山電鉄の茶山駅と、マニアックな立地ですが、一乗寺のラーメン屋巡りや古本…
【修了展】日本写真映像専門学校 卒業制作選抜展 @富士フィルムフォトサロン大阪 どの写真も、被写体に対する思いやり、優しさの距離感を感じた。さきに見た大阪芸大、ビジュアルアーツともまた全く異なる写真観です。校風の違いなのでしょうか。
【写真展】VISUAL ARTS SHOW CASE 2019(ビジュアルアーツ専門学校・大阪 写真学科2年成果作品展)@富士フイルムフォトサロン大阪 うおーこれはいい。刺激になります。よく今の写真集とかを見てて、体で実践しているなあと感じます。観ると写欲が湧くので…
【修了展】大阪芸術大学 写真学科 平成30年度卒業制作選抜展 @キヤノンギャラリー大阪 全体として、昨年、一昨年のニコンでの展示とは印象が全く違い、明るく華やかな(若々しい)写真が多くて驚いた。入ってすぐの正面にはモニターが立ち、青い海を泳ぐクジ…
H30.3/18(日) 昨年に引き続き、京都造形大に行ってきました。本体の方の展示は都合がつかず行けませんでしたが、通信のほうは写真仲間のみちえはんからお誘いを受けて、いそいそと。 ( ´ - ` ) 叡山電鉄は風情があるなあ。
【写真展】ビジュアルアーツ専門学校・大阪 写真学科 選抜作品展 「Visual Arts Showcase 2018」@THE GALLERY 大阪(ニコン) H30.2/19-20 仕事帰りにハービス13階のニコンプラザに寄る。ビジュアルアーツの写真展があるのだ。けっこう楽しみにしていた。 …
【ART―写真展】20世紀の写真芸術 ー学生がつくる大阪新美術館・enocoのコレクション展ー H29.11/23(木)@大阪府立江之子島文化芸術創造センター 先月ぐらいからエドワード・ウェストン「裸体」をWebで見かけるようになった。大阪市のホームページで写真展…
H29.2/26(日) 自分自身の卒業展示(写真表現大学)が近いこともあり、ここ1か月は、最後の追い込み的に「人の展示をよく見て参考にする」という殊勝な生き方をしています。すいません。父親に似て糞真面目なのです。ほんまか。そういうことにしておいて。…
写真撮影が禁止だったので、もらった葉書ぐらいしかデータがないです。残念ながら海の家で食べるカレーのような味気ないレビューをご覧いただきありがとうございます、すいません。 この二つの卒展は、ニコンサロン大阪の展示フロアを二つの学校で割って展示…
H29.1/25~1/29の5日間、京都市美術館で開催された、成安造形大学の卒業・進級制作展に、おびえながら足を運んでみました。こわいよー。 今、通っている「写真表現大学」の講師陣が、成安造形大学で教鞭をとっておられたこともあるし、何より10歳近く若い世…