2019-03-01から1ヶ月間の記事一覧
【映画】「ヨーゼフ・ボイスは挑発する」@第七藝術劇場 ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)。世代的にリアルタイムでの接点が無かった私にとっては伝説の人物である。このたび、本人の生きて動いているドキュメンタリー映画が放映され、ようやく彼が何者かが少し…
【映画】「眠る村」 @第七藝術劇場 「名張毒ぶどう酒事件」の舞台となった地元、生き残った当事者らを追ったドキュメンタリー映画。東海テレビ社の実直で粘り強い取材が生んだ傑作だ。
【写真展】Anne-Sophie Guillet(アンソフィー・ギュエ)「INNER SELF」 @POETIC SCAPE 住宅街の中で陽光の射し込むギャラリーには、静かな力強さがあった。春の陽気の中で彼―彼女らは佇んでいた。何と呼べばよいか分からないその人たちの佇まいと眼差しは…
35歳を超えると出られない、悲しみと嘆きの壁・ワンウォールです。昨今の社会、実年齢と精神年齢の相関なんて上下どちらもあってないようなものなので、見直しされるといいなあと指をくわえています。いますょ。さて、最終審査を待つ作家6名が、鮮やかな文…
【写真集・イベント】東京アートブックフェア銀座エディション @銀座ソニーパーク 目に毒なイベントが多いからTokyoはこまる。 ( ˆᴗˆ )アートブックフェアがあると聞いて写真仲間と流れ込む。目に毒な所へ来てしまった。また本が増えるのだなあ(白目)
【写真展/トークショー】野村恵子「山霊の庭 Otari - Pristine Peaks」@Kanzan Gallery 2019. 3/23(土) 作者は信州・長野県小谷村(おたりむら)にて2015年から約4年間をかけて撮影に取り組んだ。水、風、土、火の属性を宿した地で、人と自然に向き合い、写真集…
【写真展】志賀理江子「ヒューマン・スプリング」@東京都写真美術館 寄せては返す波のように写真の映像が押し寄せる。ニンゲンの営みと死、喪が交錯し、2つのサイと2つの個が鮮烈な色とともに現れては混ざり合ってまた消える。そしてその果てに、3つ目の…
【写真展】熊谷聖司ゼミ_チェキを利用した実験的な試みのプロセスと表現の可能性を学ぶ修了写真展 @T.I.P-72Gallery 写真家・熊谷聖司のもとで、チェキ(Instax)を用いた写真表現の可能性を学んだ生徒17名による修了展。熊谷聖司「瞳を閉じて見る世界」展…
【写真展&トークショー】熊谷聖司「瞳を閉じて見る世界」@T.I.P-72gallery チェキのワイドカメラで撮られた写真をもとに、「夢」の世界が現れた。展示に併せての作家トークショーでは、熊谷氏、72galleryディレクター・鈴木雄二氏に加えて私自身も参加し、この独…
【写真展】河合止揚「大阪」(平成×大阪×写真/ソラリス企画展)@Solaris 建築写真家の眼で、大阪の各所の「いま」をモノクロームで捉えた写真展。見たことのある場所と地名が豊富に登場する。この先、風景は変わってしまうか、否か。
【写真展】越沼玲子「古くからある山道」@大阪ニコンサロン 奈良県・春日大社の東の奥には春日山原始林が広がる。1100年以上昔の平安時代から、聖域として狩猟・伐採が禁じられてきた。山は、深く豊かな自然を湛えるとともに、人々の仏教信仰の場でもあった…
【写真展/トークショー】吉田亮人「写真家がハンドメイドで写真集を作り、一度燃やしてから出版しなおし、売り歩いた話」@誠光社(京都・丸太町) 2019.3/16(土) 2017年・KYOTOGRAPHIEに《Falling Leaves》(後の展示・写真集ではタイトル《The Absence of Two…
私の通う「写真表現大学」(大阪国際メディア図書館)の2018年度・修了制作展が開催中である。こちらの投稿では、研究ゼミ生(基本的に2年目以降の生徒)を特集する。 【会期】2019.3/12(火)~3/17(日) / 【時間】12:00~19:00(最終日は17時まで)
私の通う「写真表現大学」(大阪国際メディア図書館)の2018年度・修了制作展が開催中である。今年度は映像系の「Eスクール」、音楽の「デジタルサウンド」講座の受講生も作品を発表し、総合的なメディア学科としての展示会場となっている。 【会期】2019.3/…
【修了展】2018年度 京都造形芸術大学(通信教育部・写真コース)卒業・修了制作展 ( ˆᴗˆ )毎度毎度、コンセプトの練りに定評のある京都造形大さんです。学びが多い。最寄り駅が叡山電鉄の茶山駅と、マニアックな立地ですが、一乗寺のラーメン屋巡りや古本…
【写真展】小松浩子「第三者遠隔認証」@HIJU GALLERY ギャラリー入口の扉を開いて1歩先の床から、写真が敷き詰められている。床、壁のみならず本来の客動線すら写真が体となり肉となって占拠している。