「KYOTOGRAPHIE」関連イベント:フォトブックフェア。
本来喜ばしい催し。だが私にとっては脅威(散財と積読の自責)。恐ろしいので最近、行くこと自体を避けていたが・・・( >_<)

たぶん3年ぶりに来ましたフォトブックフェア。できれば遠ざけておきたかったん
ですよね。絶対買うからな。買うから・・・😂

あー来ちゃったー
来ちゃったアー
◆なぜ来たのか・・・
(´・_・`) ねぇ。。。
依存症の人間が平穏に生きるには「近づかない」しかない、これは吾妻ひでおエッセイ漫画等で学習してきた通りでしてね、写真集や雑誌を買い溜めしてしまう依存症に名前はあるのか知らんけど、必要だから買ってると本人は抗弁しており。必要、
4月5月、KG始まってから、スマホポチポチWeb購入がすごいんすよ、もうこれはだめやで、届いたけどあんまり読んでないけどまた届いたりして、あっあっ
アントンコービン、リンダースターリング、森山大道を筆頭に、全然関係ない写真集もあれやこれやと、買いましたね、アーアー アアーー
発狂してないで話を前に進めると、
理由はあるんすよ、
5/5に「KG+」吉田多麻希・松村和彦「閾 ─ 揺らぎの像」(@RPS京都分室パプロル)を展示鑑賞しており、その時に吉田氏のアーティストブックを購入。本の受け取りを別途行う必要があって、ブックフェアに来たわけです。
これ凄かったすよ。パプロルはいつも凄みのある展示なんだけども。
でブックフェア関連イベントとして、「RPS」作家トークショーがあり、KGのWebサイトには書いてなかったけども、あったんですわ、概要調べてたら、実力派の気鋭の作家4名がブックの構造を語るんですて。
そら行きますわ、
◆PHOTOBOOK AS OBJECT / PHOTOBOOK WHO CARESによるトーク「構造としてのアーティストブック」
( ◜◡゜)っ 面白かった&有意義でした。書き起こせたら書き起こそうと思いますが 圧倒的に時間も何も足りない(泣いてる
トーク聴いてそのまま帰るような立派な節約意識があればとっくにタワマンに住んでたと思うが、そうではなかった。私は刺激が欲しかった。卓越した表現の刺激を求めて――(以下妄言が続く
◆ブックフェア「パークプラザ3階」

国内外の約50の出展者が集まっているらしいです。もうやめて(悲鳴
2室+メインフロア(通路?)の3スペースで展開されていたかとおもいますけど全体像がわからない。1時間+α いたかどうかの間に駆け足で回り、とりあえず目についたブースを手当たり次第にチェックし、なんか面白そうな本を手に取って確認していく、全部は観ていないですし、勘です。出逢いは勘。
しかも同時並行で「PHOTO ZINE SHOWCASE」が開催されていた。
パブリッシャーの販売ブースが部屋の壁側に並ぶとともに、部屋の中央に机を置いたり、メイン通路に棚を置いて、多種多様なZINEを1冊ずつ閲覧用に置いていた。上の写真でいうと木の棚の両側にZINEが並んでいた。
趣旨を理解していないので「やたらZINEの見本が置いてるけどここでは売ってないと書いてあるな???(謎)」と混乱し、わけがわからずZINEを見るのをやめてブース回りに専念したのだが、別企画を空間合わせてやっていたわけ。あとで知った。
ブース回ってる最中は「視界に入った写真集や雑誌で”買い”なものを選別する」ことに集中しており、視野が狭窄しまくっており、もう何もわかりません、出展者名などをもはや覚えても控えてもいないという状況ですわ。記録を捨てております。

これはフォトジンショーケースか。販売ブースか記憶がない。
「あっこれまともに見てたら時間まっったく足らんあかんあかんぞ」瞬時に全体のボリューム感を察知、焦り、それで。まあその。全然覚えてない。
遠藤彩子『love this place.「僕は、ここが気に入った。」』ジャケが良いですね、これは気になる(今更か)
手元に残された写真に基づいてどこのブース見たかまとめましょうね。
◇YOU ARE HERE

きもちを落ち着けて、ここの社を単体で見てたらなんかは買ってたんじゃないかと思う。キム・アルムの良さを掬いきれてない気がする。これ、PURPLEとかgallery 176でそのうち個展あってもいいなと思。
何気に注目すべきレーベルな気がしている。表紙デザインが良いのはつまりそういうことです。デザインがいい本は実力がある。
写真では見切れてるけど、タカハシコウキ『POKALDE PEAK/AMA DABLAM』も気になる写真集だった。
もう一種類、別の人だったと思うが、同じ山岳・登山系でかなり攻めたコラージュ色の強いZINEがあって、ただ薄すぎて、もっとコンテンツ量が多かったら買ってたな。
◇Ephemere

やばい記憶がない。
『ANARCHY』No.1~3とか、ジャケからしてとりあえずジャケ買いしそうなものだが、ジャケと中身のイメージが違った。大量の写真家のダイジェスト版、コラボ集といったところ。面白い企画なんだけどもダイジェストすぎるとわけがわからんのでちょっと見送り。モノクロばかりというのも良いような勿体ないような。
他もじっくり見たかったが時間と心の余裕がない
◇Four Eyes Editions

フランス/パリの出版社だけあってか、どの写真集も品があり、品質も良い。なんか小さくて、何気ないけれども、非常にしっかりした描画、紙質、上品な内容で作り込んでいる。素人でもわかる、格の違いがある。それだけになかなかのお値段します。物価高の影響もあるか、7千円は超えてくるし明らかに良いのは一万円超え。洒落で買えないので手が出ません。
ELSA LEBARATOUX『FAIR』、ジャケがお洒落で良いなと思った。中身は、いぬ。
いぬでもお洒落か、ええやん、と思ったがなんか高かったので断念した。3800円なら買ってた。
flair (才能、センス、嗅覚)foureyeseditions.shop
私、しかし上品で高品質なものには目もくれず、最も食いついたのはテーブルの下の籠に入れられたフォトマガジンの束。
『ARCHIVE』というシリーズもので、各号でだいぶテイストが異なる。写真だけではないようだ。その中で極めて異質な号を発見。『東京ドラゴンサイト』との物騒なタイトル。写真だ。即購入。わあい。※後に紹介します。
◇Zontiga

なんとマレーシアの出版社! HPを見るとカメラ販売や現像サービスなども広く行っているようで、元の事業はそこ、2023年からインディペンデントな出版を手掛けるようになった模様。
Zontiga Publicationszontiga.com
その中でも『Tiga Mata Zine』シリーズが熱い。「Tiga Mataは、写真愛好家のためのクリエイティブハブであるZontigaが発行する、東南アジアの写真に関する年2回発行のジンです。」
tiga=3、mata=目、「3つの目」の意だ。
各号で全く異なる特集を組んでいる。東南アジア諸国が既に相当な写真表現を獲得し、積極的に発信していることに、眩しさを覚える。
他にも中国人作家の写真集などがあり、マレーシアと言ってもずいぶん広範なものだった。
◇リブロアルテ

写真集を集め出した頃からけっこうお世話になってる。かなりお手頃価格で写真集出してくれてる庶民の味方。久々にラインナップ見たらかなりダーク、シック寄りになっていて驚き。
川島小鳥『つきのひかり あいのきざし』の尾野真千子ジャケはインパクト抜群よな、目が惹きつけられます。
ていうてここで手を伸ばすのはボリス・ミハエロフしかない。
Boris Mikhailov 『...in search of window of Opportunity / Exodus...』
意表を突く、真っ黒なカバー。そして分厚いページ。
めくる、めくる、
素晴らしい… エロスがある…。
エロスとポルノは似て非なるものだ。これを分かつ溝はとてつもなく深い。だが残念ながら我々はエロスの力を知る機会も与えられないままポルノから始まりポルノに終わってるのだから人生を棒に振っているようなものだ。
◇STAIRS PRESS

中国人写真家を扱うレーベルで、店番をしていたのは私の同窓生の写真家・湯澤洋さんだった。3年前も同じKGフォトブックフェアで同じレーベルのブースで再開した。時間がループしているなあ〜(感嘆と)(困惑
どの写真集も面白かったが、中でも良かったのが、「KG+SELECT 2026」出展者の宛超凡。出展作でもある写真集版『河はすべて知っている - 黄浦江』は、前作『河はすべて知っている―荒川』と同様、極端に横に長細い判型をしていたが、もう一つ、LPレコードを模した新作=正方形の写真集も出していた。『The Return』。しっかり別形態の作品を作っていることが嬉しかった。
そして同じくLPレコード判型の写真集で、李政德『INVISIBLE WORLD』を紹介してもらった。なんとこの作者は、2019年に写真集『新国人』で中国のバブル経済真っ只中を生きるセレブな人々の姿を発表したあの写真家だった!
おもしれえ……たまらん🤤
※どちらも後述します

これはフォトジンの机ですね。
なんか右端で異常値を示しているZINEがあるね。遠近法が狂ってるのではなくZINEがめちゃくちゃデカいのだ。デカい。
GOTHAM STORE『MEGA ZINE #1』、気持ちいいぐらいのパワー押しビジュアル、A2サイズ (42cm x 59.4cm)で20P。凄いのだが、うちで保管するメドがつかないのと、中身がストリート系センス寄りだったから、断念。ファッション系に寄ってたら後先考えずに買ってた。
ZINEが5500円で、送料が2500円(デカすぎるし折ったり曲げたりできないので)、しめて8千円と、規格外な値段だが、それだけの価値はある。価値は認めてるがデカすぎるのと高価なのがネックで買えない(なんやそら
他の商品も面白そうなZINEが多い。死にそう。
◇ARP&Tico books


韓国の出版社。「ARPは「Artist-Run Publishing, Paper, and Press(アーティストによる出版・紙・印刷)」の略です」と。
写真に写っている赤い表紙に白タイトルの趙春萬(チョ・チュンマン)『船舶美學(船舶美学)』、これが凄かった。超高解像度によって、造船場で造られている巨大船を描き出すのだが、サイバーパンクともまた趣きの異なるメカニカルさがあった。近代を超化させたような。
これらの3倍ぐらいの量は見てるはずだが手元に写メも何も残ってなくてですね、記憶にもない。熱病のような1時間強でした。
◆私の買った◎冊
買ってたから紹介しましょうね。
◇『ARCHIVE』、『東京ドラゴンサイト』
まずは例のフランスの出版社Four Eyes Editionsのシリーズものの中でも、異様にキレのある特集。作者はValentin Dommanget(ドマンジェ・バランタイン)。

Tokyo dragon sightfoureyeseditions.shop
ドマンジェはこの5年ほどは東京を拠点に活動しているらしい。本作は6年かけて撮影された東京のノスタルジック&サイバーな光景から成る。途中で挿入される不思議な日本語は、AIとのコラボで作成された「俳句」。彼はAIを用いた現代アーティストであり、写真家という肩書は持たない模様。






いやもうかっこいい。ただの東京スナップではなく、海外勢にしか出せない言語感覚が混ざってくるのと、AIとのコラボであろうCGグラフィックも入ってくる。逆にもう東京だろうが大阪だろうがリアルな都市系をそのままスナップしても説得力がないというか、それは別の写真家の文体として既に占有されている。むしろいかにこの退屈極まりない都市景/東京風景をアプデするかが重要で、そのためには非写真をぶちこんで掻き混ぜるのがよい。
◇Boris Mikhailov 『...in search of window of Opportunity / Exodus...』

最近出たばかりの、ボリス・ミハイロフ新作。KYOTOGRAPHIE 2023年で紹介され、ようやく知った人も多かったであろうが、その時はスライドショーだった。ボリスはやっぱり写真集が良いですよ、大量にあるからな、終わりなきエロスの夢、それこそが最高の抵抗。
写真家の写真集、ある程度見たらもういいかな、同じパターンかな、と思うじゃないですか、それが、闇鍋に突き落とすように既知を超えてくる。あかん。





貴族文化、聖教、権力、陰影、モラルと肉、性愛と欲情、境界線の消失した中世のような現代の風景が開かれ、何かこう奥底で滾らされるものがある。単に肉体的、肉欲を視しているのではない。冒頭から続くのは中世の古典的な信仰と絵画の世界に呼応された、人間の影としての肉。肉体と欲望の一幕だ。精神に潜む巨大な影がある。
◇TiGA MATA issue #5 Truth Flux

前述の通り、マレーシアの出版社「Zontiga」が送り出す写真ZINE。写真家名は全然チェックできていない(見ても国籍など分からないが)東南アジアの諸国の写真家が参加しているらしい。
真実の流動(流動性)。写真に「真実」が元々無いことは、その翻訳語が当てられた時から逆に却って自明の問いとなっているが、クリエイションに割り切れば何とでもできる。一方で、単なる絵遊びではなく、そこに現実と密接な状況、真実性が強くあるからこそ作られたヴィジュアルは無視できないものとして眼前に迫る。





◇李政德『INVISIBLE WORLD』


前述の通り写真集『新国人』で、2006年〜2016年にかけて、バブリー極まりない中国人のセレブな界隈を活写し、大いに好奇心を掻き立ててくれた作者。今度は一転してまるで廃墟のような寂れ果てた風景を見せる…!
信じられない落差。
「深圳の夜を長時間露光で捉え、都市の変化と時間の流れを可視化する作品集。」
そんな綺麗なもんじゃなく、ただただ恐ろしい儚さが冒頭からラストまで貫かれている。「諸行無常」が谺する。
中国でも有数の先進的な資本主義的発展を遂げた大都市、深圳が、壮大なハリボテ、架空のテーマパークと化している。壮大な豪華さの裏に回り込むと、夢の終わりがすぐそこにある。これは対外的には見せてはくれない、中国の不可視化されている姿だ。
解説してくれた湯さん曰く、彼は『新国人』発表の後、仕事を失う憂き目にあって、これが生まれたとか―
詳細ないきさつや境遇は不明だが、身を以ってして経済的不安定に見舞われたからこそはっきりと見えた「不可視化された世界」のリアリティが、作者自身の問題事としても心象光景としても広がっていたのだと思う。




◇宛超凡『 The Return 』


早々に代表作が強固な「形式」を備えてしまった作家が、また別の切り口、スタイルを見せてくれたとき、無性に喜ばしく感じる。
宛超凡についてはそれぐらい強い「形式」の作家であると実感していた。
『河はすべて知っている』シリーズは極端な横長のパノラマ写真によって、大河の上流から下流へと下ってゆく際の風景や文化の変化を表し、写真集は作品の特性をそのまま形にしたうえ、ページをめくる行為を川下りの時系列と完璧に合致させ、比類のない形式の強さを獲得していた。
この写真集はそれとはまた異なる切り口で、また知らない「中国」を見せてくれる。
イスラム教を信仰する少数民族・回族の家庭に生まれた作者が、4年ぶりに訪れた故郷を撮影した写真。
「回族は中国語を母語とし、外見も漢民族と変わらない。しかし、イスラム教(回教)を信仰することから、漢民族と区別された」という。
作者の故郷の場所は不明だが、大都市とはまた異なる空気が流れていることが分かる。ただ、やたらパワフルな印象を受ける。日本の地方都市とも全然違う。
単純に人が多いことが一つと、高齢者より現役世代の方が多いこともあろうが、なんだか日々の暮らしを謳歌している感じがする。
一体「中国」(中国人)とは何なのか、分からなくなる。それが嬉しい。





( ◜◡゜)っ 結局、買ったのは5冊。まあまあ かな、まあ、大丈夫
◆改めて「おすすめ一覧」を確認しましょう。

受付で配ってたんすよ。パブリッシャーごとのお勧めの1冊を特集したフリーペーパー。無料できっちり作ってるのすごいよ。2026年の写真集の潮流を伝える記録資料として遺しましょう。
で人間おかしなもので、リアルに物理の本を見てた時には欲しくなかったくせに、こうして次元を離して情報として見せられると、どれも欲しくなるのである。なんでや。
思うに、リアル写真集を手にとって見てる際には、「買わないための理由」を探している。やれ小さいの大きいの、英語テキストが多いだのテーマが微妙に合わないだのよくある切り口だのネームバリューが乏しいだの。
完全に買本症候群からの防衛機制だ。
しかし概要を読んでるとクッソ欲しくなる。危ないなちくしょう😂 そうか今度からまとめ情報を熟読してからブース回ればいいのか(違う

Ephemereの『ANTHOLOGY 1&2』
見たっけかな、、覚えてない、、、
たぶん一通りメジャーっぽい品物は目を通したとは思うのだが、、

京都新聞社/小原一真『The Newspaper』
新聞紙の形をした写真集。写真家・小原一真、ライター森旭彦と京都新聞社の共同プロジェクトということで、たいへんそそる内容ですけども、チェック漏れてたなこれ、見てない🥲
KG+インフォメーション(くろちく万蔵ビル)で販売してるとのこと。アー そっちも見てない〜。。しくじりか重なる。
作者HPで「The Wall Newspaper Project」として新聞の配布・販売企画が紹介されている。個人向けにもそのうち販売が開始されそうな感じだ。まさか作家の個人的な発刊物を介して「新聞」「出版印刷」という情報インフラの意義やコストについて考えることになろうとは思わなかったな、、

crevasse/チョウ・サン『私はホンコンじんです』
香港のおもしろスナップ写真集。crevasseさんお得意のカセットテープケース入り写真集です。なぜカセットテープなのか。これは店主の大滝航がカセットテープの流通とZINEのそれとに共通するものを見出したことに由来する。

Zen Photo Gallery/星玄人『Tokyo Trippy』
ジャケが良すぎるんだが。これはずるいわ。いいに決まってる。
色濃くギラつくスナップが東京をTOKYOへ、日本の慣れ親しんだ都市を情緒から切り離して、東アジア的な風光から世界のいち領域として再付置してみせる。母国が異国の一面を見せる。見事だ。

305PRESS/北村公平『KANAME』
大阪西成の超有名な安宿「旅館 かなめ」と思われる。周辺の安宿の相場が千円台からのところ、2帖〜3帖500円から、という狂った破格ぶり、最低限の設備以外何もなくレトロな(そんな言葉で適切なのか??)空間が注目されて、WebライターやYouTuberなどがさかんに話題に取り上げた物件だ。
作者は2年間滞在したらしい。話題のわりに生活者目線で捉えた写真は意外と少ないので、本書は貴重。

PHOTO atlas/前田光晴『Broken Pictures 失敗写真集』
スナップおもしろ失敗写真を集めたのかなと思ったらもっとガチな「失敗」で面白かった。写真としての要件が破壊されたものばかりだ。像すらあるやないやわからん。作者HPでは一層異様で、他の作品はよくあるフォトグラファーのPRページ、だがこの「失敗写真」だけはそもそも写真の体を成しているかどうか。それが良い。

ARP/キム・シヌク(Shinwook Kim)『The Night Watch』
ARPは前述の、造船の超解像度写真集を出してる社です。ダイジェスト版で気になる写真集・パブリッシャーと、前情報なしで実際に店舗を回ったときに食いついた社とが合致していることが分かった。人間の直感的な興味や好みは、入口の経路を変えても同じように反応するっぽいですね。どっちも要はジャケ買いだからな。
これただの夜景ではなくて、朝鮮半島のDMZ(非武装地帯)を、軍役に就いていた頃に夜間警備していた時の風景、を「再現」して撮影したもの。ドキュメンタリー、実録ではないし、内面・心情の描写ではあるが、状況的コンストラクティッドフォトでもある。直接にはアプローチ不能な領域に、当事者・証言者として言及するための写真話法がある。

FF SEOUL/イ・ヨンスル(Seungyul Lee)『MIRAGE』
おいかっこいいぞ説明がよ、かっこいいんや、不安定な変容から「エッジ」を体現する、それはまさに私の興味関心の分野。
でもこのリング綴じの横長の判型で韓国の写真家見たことなかった・・・? と思ったら,、2025年1-2月にギャラリー「PURPLE」で作者の個展「Good Afternoon, Good Evening, and Good Night」があり、私も観に来ていたのだった。しかしこの写真集は買わずにまた別の違うのを買って帰るというわけのわからんことをしており。
そして手が回っておらず私個人では展評ブログ書けてなかったようですね。諸行無常だ。やば。
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( ´ -`) 短観おわり。まあ氷山の一角をチラッと触れただけですけども、大量によき写真集と出版社がありまして、泣いて喜んだり青ざめて泣いたりしてました。年収3千万とかになりたいですね。AIで爆乳美女になっておじから投げ銭搾取して写真集代に充てようかな。うそです。人と会話したくないんで無理。爆乳は羨ましい。何をいうとるんや。
完。(´・_・`)