第3回となる国際写真賞「プリピクテ」の日本を拠点とする写真家を対象としたアワード。8名がショートリストに選ばれ、「火と水」に関する作品として、これまでの代表作を展示していた。
見ごたえはもちろん、今注目しておくべき若手~中堅の写真家を一度にチェックできること、作家名を知りながら生で見たことのなかった作品に出会えるのは大きな収穫であった。うれしい。
【会期】R4.12/17~R5.1/22
続きを読む第3回となる国際写真賞「プリピクテ」の日本を拠点とする写真家を対象としたアワード。8名がショートリストに選ばれ、「火と水」に関する作品として、これまでの代表作を展示していた。
見ごたえはもちろん、今注目しておくべき若手~中堅の写真家を一度にチェックできること、作家名を知りながら生で見たことのなかった作品に出会えるのは大きな収穫であった。うれしい。
【会期】R4.12/17~R5.1/22
続きを読む1枚の写真に2000回のコピーを繰り返すことで、オリジナル(コピー元)とコピー先は「A=A」の関係からどんどん離れていき、どこかの時点で「A≠A」に至る。
前回までの3部作では複製のプロセスを示し、その前後を比較・対比させて提示したが、今作では次のプロセス「みたことの代理」を加え、「作られるべきだったもの(我々が知っておくべきだったもの)」という3点目を加えている。
【会期】R4.12/13~18
続きを読むフィルム、大判・中判カメラ、鶏卵紙という古典技術を総動員した写真作品。被写体も特別なものではなく、作者の実家のすぐ前の海である。だが写し取られた海の風景は、遠い記憶・心の中に息づいた光景となって表れる。
【会期】R4.12/1~11
続きを読む自分の口にモノを詰め込んだセルフポートレイトにカビを生やす、3部作の完結編。第1部「Absorber」は食べ物、第2部「JANUS(ヤヌス)」は花、そして今作「vanitasism(ヴァニタシズム)」は「文明」がテーマ、様々な人工物を模した小物が登場する。万物を受け容れる口――青木大祐は聖杯なのか??
【会期】R4.11/18~30
続きを読む前作で、従兄弟と祖母の深いつながりと唐突な死別について表した作者だが、語り尽くしたに見えた死と喪失について時間をかけて問いを重ね、新たな視点と解釈から作品を進展させ、写真集を新たに編み直した。それは多視点を織り込んだ、新しい写真集であった。
【会期】R4.11/5~27
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