シンプルに美しく純度のある家族写真だが、構図が良い、差し込む光の具合が良い、色味が良い、愛情あふれる眼差しの温かさが良い。などと言っていても始まらない。
本作は、作者の身に起きた過去の出来事と、2016年に発表した作品、そして両親が作者に注いできた眼差し対する「鏡」である。
【会期】R4.6/26~7/30
続きを読む関西で川田喜久治の写真集『地図』を4バージョン比較して鑑賞できる、非常に貴重な機会。プリントも写真集も、同じイメージがどれもまた異なるビジュアル世界として迫ってくる。黒の凄み、影の凄み。戦後日本が切り拓かれた、閃光の瞬間の影、ゼロの地点を見た。
【会期】R4.5/14~6/18
続きを読むT.I.P(TOKYO INSTITUTE OF PHOTOGRAPHY)、T3 PHOTO FESTIVAL TOKYOファウンダー・速水惟広氏の呼びかけで集まった、写真家4名のレビューをさせていただいた。
「写真をやり始めてまだ間がない方々かな」と思っていたら、しっかりした受賞歴や展示歴があり、既に自分のテーマや手法を確立している方々であった。アエエッッ。強者だ。あかんこれ気合入れなやばい。アエエッッ。
皆さん、今後の活躍でまた出会う機会も大いにありそうなので、作品についてレポします。
【開催日】R4.5/28(土)19:30~21:00
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