nekoSLASH

ねこが超です。主に関西の写真・アート展示のレポート・私見を綴ります。

【ART】R5.12/23-28「Study:大阪関西国際芸術祭Vol.3」西成エリア:日の出湯はなれ、花園北、釜ヶ崎芸術大学

2025年に世界最大級のアートフェスティバル「大阪関西国際芸術祭(仮称)」の開催を目指す、アート検証(study)プログラム3回目。主要プログラムは前回(2023.1-2月)と似た構成だ。しかし会期がたった6日間と、これまでの半分以下に短縮されている。

嘆いていても仕方ないので、まず西成エリアを回ります。

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【機材】SONY RX100M3 → RX100M5A 買い替え! テスト撮り @暗い夜道で

2017年11月からSONY RX100M3」日常的ユーザーでしたが、早々に落として故障させ、長い長い後遺症に苦しみまして。とうとう上位種「RX100M5A」に買い替えです。

さっそく夜道で乱雑なテスト撮りをしてみたのでご覧ください編。

 

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【写真展】R5.12/16-R6.2/12「生誕120年 安井仲治―僕の大切な写真」@兵庫県立美術館

1903年生まれ、1942年没。享年38歳。今年で生誕120年を迎える安井仲治の特別展である。

その足跡からは、アマチュアならではの豊かで先鋭的な写真表現の幅を知ることが出来るとともに、その豊かな表現の場であった日本が窮屈な戦争国家へ転じてゆく中で、作家がいかに生きてきたかを見ることにもなる。

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【写真展】R5.11/28-12/10_尾仲浩二「10 Days 釜山 1996年」@ギャラリー・ソラリス

1996年に韓国・釜山で10日間の滞在をした際に撮られた白黒作品『10 Days』を主とし、更に、今年1~2月に発表された『そして、また旅』『続・そして、また旅』も繋げて展示している。後者は国内を撮ったカラー作品だ。

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【写真展】R5.11/3-12/24_「牛腸茂雄写真展 ”生きている”ということの証」@市立伊丹ミュージアム

享年36歳。「コンポラ写真」の代表者であり、伝説的な存在。その人生と歴史的な位置付けを簡潔かつ丁寧に押さえた展示。伝説から、史実へ。

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【ART】R5.10/27-12/17「コレクションルーム秋期 特集 Tardiologyへの道程」@京都市京セラ美術館

野村仁「Tardiology」記録写真が8点全て揃った状態で展示され、学生だった1968年・設営当時のエピソード、教授との関係性について詳しく紹介されている。

 

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【ART】R5.8/5-12/25「万博と仏教」@高島屋史料館

キャッチコピーオリエンタリズムか、それとも祈りか?」が秀逸で、まんまその通りの企画である。万博(万国博覧会)と「仏教」の関係について、1970年大阪万博がそれ以前の万博と何が画期的に異なっていたのかを明らかにする。

 

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【ART】R5.11/3-18_「木津川アート2023」⑧旧ボタン工場、⑨旧小尾邸、⑩幣羅坂神社、⑪十輪寺

「木津川アート2023」、全13ある展示スポットのうち、ローカルな雰囲気の残る奈良街道沿いの4スポットをレポ。

浄化された地「関西文化学術研究都市」にも、昔ながらの暮らしの陰影があるのだ(うれしい)(だいぶうれしい)。

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【ART】R5.11/3-19_木津川アート2023/③きっづ光科学館ふぉとん

「木津川アート2023」、アート作品コンプだけ目当てで回ってたら、会場「きっづ光科学館ふぉとん」がなにげに面白かったので、個別レポです。光を!感じろ!”

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【ART】R5.11/3-18「木津川アート2023」13会場全体を通じて

第8回となるアートイベント「木津川アート2023」、前2回はほっこりローカル・瓶原(みかのはら)が舞台だったが、今回はコンセプトを一新し、学研都市のテクノロジー・サイエンス・教育の分野と人々や歴史とを、アート(アーティスト)が結びつける企画となっている。つまり舞台がめっちゃ都会になった。わあい。

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