【ART】ラバーダック2010 その1(夕暮れ~夜)
2010.12.23(木)
昨年冬に大阪は天満橋の八軒家浜にて、巨大なあひる こと「ラバーダック」が堂島川に浮かんでいました。
今年も、まさかの復活です。
場所が変わって、少し下って関西電力病院とリーガロイヤルホテルに挟まれたあたりに。京阪電鉄・中之島線の「中之島駅」が最寄り。
JR大阪環状線の「福島駅」、JR東西線「新福島駅」からも徒歩10分以内で行けます。
参考までに
朝日放送のあるABCホール等のビル、玉江橋と両岸の建物がいい景色になります。都会の中で空が開けているのは嬉しいものがあります。
玉江橋の横断歩道あたり。
あひるちゃんを神と崇めているので、気分を高めてから行きます。
(※このへんで写真に幾つか目立つゴミが見受けられ、急遽センサークリーニングを何度も行うことになり、くそ寒いのになんやねんもう、と、いたく意気消沈しました。おでかけまえにセンサーチェック!基本ですね。。。うぐ。。)
橋の上に来ればどうか。
いた(・x・)ノ
ラバーダック発見。
今年も健在のようでなによりです。
高さ9.5m × 幅9.5m × 長さ11m
あひるちゃんグッズ販売が今年もありました。
ステッカーは売り切れ。可愛かったのだが…。
マグネット2種類(正面・横向き)300円、ストラップ1,000円。
そしてミニチュアレプリカ1,000円。
このレプリカが問題で、一度に100個とか150個とか、販売時間と個数が限定されているので、行列になってしまいます。
昨年は朝10時からの150個販売で、「朝からそんなに並んでる酔狂なやつはおるまい」とたかをくくって行ったらば、10時前に大行列で、係員から「もう百人以上並ばれているのでむりですよ」と諭されてしまいました。
さて今年は・・・
あれ?
18時からの追加販売100個があるようです。
現在16:30すぎ。
→並びました。
寒かった。
マジで寒かった。
なんせ川のすぐ隣だ。川はけっこう下流に位置していて大阪港方面から風が容赦なく吹いてくる。
寒い。
さすがに並んでいる人たち、特に、一般の家族連れなどや友達同士などは苦しそうで、交代して何処かへ避難したり。
17時半ぐらいになってキラキラしたモールを渡される。これが購入時の引換券となるようだ。
配布時に並んでいないと貰えない。
前にいた家族連れで小学校低学年ぐらいの男の子が「グッズぜんぶほしい」「ぜんぶかって!」「ぜんぶー!!」とダダをこねてぎゃあぎゃあ言ってました。わがまま言うな!
めでたく購入。
一年前に涙をのんだが、ここにきて手に入れられるとは。寒かったけどよかったです。
大小あひるちゃん合わせて撮影するのも乙ながら、この日は他にやりたいことがあったので、そっちにかかりきりでした。
それは三脚×レリーズ撮影。
ラバーダックに来る前に、ヨドバシカメラで三脚を購入しました。
「SLIK 724 PRO」です。
★Link(商品概要) http://www.slik.co.jp/carbon-series/c_pro/4906752107577.html
週末特別値下げとかで31,800円になっていた上に、カメラ関連商品はポイントが13%に上昇していました。
予算オーバーでしたが優れた条件のため即購入。
三脚は十年ぐらい前、大学時代にちょっと使った程度で、後に紛失したので長いこと使ってません。
レリーズも、銀塩時代のEOS 5Dでは使いましたが、デジタル化してからは面倒くさくて買ってませんでした。
(/ _ \) あかん全然勘がわからん。
初めての機材。よくわかりません。
レバー回してカメラが「ガクン!」「グンッ!」とこけそうになるのをヒヤヒヤして押さえながらセッティングです。
・・・特にいつもより美しく撮れたようでもない。
ううん??
うむん… ( ・_ ・)
つまりISOを1600→160とか250に下げたはいいけど、そこから先、プログラムモードに頼るだけでなく露出をどうしたら理想的な描写になるかの考えとか勘が、全然ないので、「P」に任せきりです。
照明のせいで顔がのっぺりして見える。
言っちゃなんだが見事なまでに阿呆な顔をしている。これでは戦争や国境の意識が薄れるだろう。
作者F・ホフマン氏のコンセプトを再び引用します。
「このラバー・ダックは政治的意味合いで分割される国境など、この世に存在しないことを知っています。そして、このアヒルが持つ、世界の緊張を和らげる癒しの特性は、あらゆる世代に優しく、親しみやすく受け入れられることでしょう」
うちのオカンが5回か6回は「癒された」「なんともいえん」「癒された」と言っていたので一定の効果はあるものと
思われる。
確かにアヒル相手に政治や国境を語ることは無粋だが・・・
こんなもん浮かんでたら逆に怪しまれて狙撃対象になりそう。
2010.10月にCCO:クリエイティブセンター大阪(名村造船所跡地)にて、ラバーダックプロジェクト2010に向け、一時的に復活していたという話をWEBで見付け、「そんなん全然知らんかったし」と憮然とした。3日間限定だったとか。名村造船場跡地は様々なアートプロジェクトを催すから油断ならん。
いつもの撮り方の方が確実にちゃんと撮れるという逆転現象に唖然。
なんのための三脚やねん!
( ・_ ;)ひーん。
事実、かなり大伸ばしにしない限りは夜間撮影におけるISO160も1600も、EOS 5D Mark IIに関してはそこまで違いがすぐ判るわけではない。
通常の夜景ならISO1600など全く役に立たないが、ライトアップにより
ルミナリエ同様、手持ち撮影で十分にいける状況だった。
あとで知ったし。
ラバーダックが民衆を睥睨してゐます。
神だ。
測光の問題もあると思うが、とにかく周囲の夜景に比べてラバーダックが明るい。
これではカメラのプログラムモードの言うことを聞いていては意味がない・・・のだが、そのことに気づくのは帰宅してPCモニター全画面表示で確認する時までおあずけだったのだ。デジカメの意味ねええ。撮るのに夢中でしたから。。
手持ち撮影。
f3.5、1/60、ISO1600.
確かにこちらはアンダー気味になってしまうのは否めない。
背景の夜景も飛んでしまう。
ただしラバーダックが邪悪な笑みを浮かべてにんまり近付いてくる度合いは増した。
うむう・・・
口直しにリーガロイヤルホテル。
本当はあひるちゃんをビルの内部、上方から撮影したかったのです。
が、高級ホテルに病院、オフィスらしきビル・・・と、およそ一般の無名無目的な撮影者がホイホイ入れる場所でもないため、あきらめました。もしかしたらABCホールやホテルの廊下等に、小窓から撮影できるポイントはあったのかも知れませんが、そこまで探求できていません。
「大きいって聞いてたけど、想像してたのよりは意外と小さかった」の声がちらほら。
職場の先輩(長身・美女)も言うてはりました。
私は前知識なしで行ったのでむしろ驚きの方が強くて、でっかいなあ、でかいなあああと唸ってばかりでした(昨年)。
刺激に慣れてくるとさすがに小さく感じてしまった。
深夜にラバーダックを観に行った人が「夜、あひるいなかったよ」と言っていました。
空気を抜いて畳んだか、曳航してどこかに格納しているのか。
三脚使用。
f5.6、1.3秒、ISO200.
中途半端になってしまう。なんとか、明るく光りながらも締めるところはぐっと締めるみたいにできんものか。拡大するとブレている。亡霊のようだ。
「ひよこかわいい〜〜」て連呼している人もいましたが、これはあひるです。
(´ー`) あひるね。
三脚涙目。これだけ明るければf1.2・50mm単焦点の一人勝ちです。
ごちそうさまでした。
縦撮りも載せておきます。
中に乗ったり、この、阿呆のような顔をぺちぺち叩いてみたいなあ。
ぺち(*'-')ノ ぺち
そろそろお別れ。
f5.6、3.2秒、ISO250.
周囲が暗いため手持ちはもう不可能。三脚の面目躍如です。もっとちゃんと使ってあげられれば・・・。
使用しているレンズがCanon EF24-70mm F2.8L USM、かなり巨大な上にレンズフード装着です。
これで三脚を縦位置にしたら、どれだけ固く雲台を固定してもカメラがずりずり落ちてきました。
縦位置撮影不可能( ・_ ;) むちゃくちゃです。
カップル、家族連れ、サークル的な友人連れ、一人撮影猛者など、様々な人種が訪れて思い思いにあひるちゃんとの時間を楽しんでいました。いいことだと思います。とにかく寒かった。
レプリカのミニあひるを福島近辺の店に連れていき、
( ー_ー)ノ たんと飲んでくれい。
※後日、昼にまた観に行きました。