H27.6/27~8/30 天野喜孝展
が開催されています。
「線とか色が幽霊みたいにもわもわの、例のあの絵でしょ」と
スルーしかけた
が、
( ゚q ゚ )
チケットがFF2ジャケ
あかん
/(^o^)\ あかん。
小学校低学年の頃、FF2が世界のすべてだった時期があり、未だにその天野絵・ドット絵、BGMその他は私の精神に巨大なクレーターとなって息づいています。
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下記リンク 天野喜孝とFinal Fantasyおさらい
見ればわかる
<参考>
FF2 モンスター原画・ドット絵集 ‐ ニコニコ動画:GINZA
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スクウェア本社に就職説明会にでも来た気分です。
ドキドキ
この展示案内版にまさかフリオニールが加わる日が来るとは…
しびれます/(^o^)\
空の青さとFF2が合うとは知りませんでした。めちゃくちゃいい。
初期FFに特化したテーマパークをUSJかどっかでやればいいとおもう。
舟越「見てます」
/(^o^)\ ギャー
縦でも横でも本当にかっこいい。
泣くわ。
※ 本展示はFF2に特化していません。注意しましょう。
展示内容は、天野氏の仕事を振り返り、端的に総括したもの。
タイムボカンシリーズから始まり、小説家コラボ:グイン・サーガ、キマイラ、ヴァンパイアハンターD等を踏まえて、FF。そして「飛天」シリーズ。
大体想像通りでした。
「飛天」のボリュームは凄かったです。絵一枚に込められた世界の密度が、何分見ても飽きない。
けれどすべてがFFにどうしても繋がってしまうんです。基本的な絵柄は根底で共通していますから。「飛天」も「FFの新作でこの世界観を総動員して盛り込んでくれたら…」とつい願ってしまう。
豪奢で壮絶なまでの繊細、優美・幽玄な手描き仕事、ジブリとは対極的なベクトルでの色彩の豊富さ。特にFFのキャラデザに見られる、はっきりと輪郭線をつなげて完成させない曖昧なワワーッとしたゆらぎのお仕事。
と思ったら
最後の撮影可能コーナーで
まさかの方向へブレイクスルー。
/(^o^)\
現代アート風のPOPな世界が/(^o^)\
くはあ/(^o^)\
はっきりとした輪郭線、単色でのベタ塗り、
コミカル化され記号化を進められたキャラ、
車の塗装に使われるペイント材料の採用など、
これまでの天野世界の前提からすれば「絶対やりそうにない/合うとは思えない」ことを真正面からやりまくっている。
これがすごく合っていて驚きました。
ただよく考えてみれば、TVアニメのお仕事も、FFのお仕事も、全て「もにゅもにゅ、ふわふわした線の世界→→→輪郭線・色の極めて限られた記号化された世界」への変換だったので、ご本人にとってはそこまで違和感はなかったかも知れませんが
はたから見ている側からすると、自分の今までの世界観や方法論を全て棄てたかにも見えるぐらいの方向転換だったので
ほんとカッコいいオッサンですよ(最大の賛辞
としをとると、やり方や考え方を変えることが難しくなるんですよ。
大体失敗しますし 力が弱まりますよね、
角が取れて、まるくなり、老衰のような作品になる。
不特定多数の他人に衝撃や感銘を与えることは至難。
平面的にべたっと描くと一気にキャラが匿名性を獲得し、作家の手を離れてアート性が高まるように感じました。まあ天野喜孝だからってのもあるけど。
女ばっかり描いてるのはとても良いことだと思います。
(´ー`) ノ
いやすごいですわ。
ラッセンがキラキラ濃厚な海のイルカしか描かない(描けない)のと同じような図式で天野氏とFF絵については捉えていたので、
また違う世界に到達しはったということで、そら、もう素晴らしいことですわ。ことですよ。なのでそのエッセンスをまたFFに・・・ くらやみのくもを超える凄いボスに出逢いたいです。
ガーリー絵はずるい。
もともとボムとかアーリマンのコミカル絵が可愛かったので素質は完璧。
等身大マネキンまでご登場。
この作品は猛烈に凄かった。
これまでの天野絵では決定的に排除されていた勇猛な色の強さが入って、物凄く引き込まれる。
( ・_ ;) 黒騎士にむねをうたれました。
今月末で終わるので、皆、iPODにFFサントラを入れて観に行きましょう。
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おまけ
兵庫県立美術館敷地・河口側の階段状広場にて
ヤノベケンジ作『未来の希望を象徴する少女像≪Sun Sister≫』
がおられます。
H27.6月末からの仁王立ち。
まだとってもキレイなので、ツヤツヤ・ピカピカのうちに会いに行きましょう。
くるくるでかわいい
けれど力強い
メタリックパンモロもあるよ!
この世界って女子だけで回ってる気がしてきた/(^o^)\
男というものは
女子を飾って舞台に立たせてそして崇めて奉って
死んでいくだけの
そういう存在/(^o^)\