実質的に大阪・関西万博の台湾パビリオンやんっていう台湾文化イベント「We TAIWAN」、みんな大好きマルシェと、中之島公会堂のVRイベントを観ます。
公会堂前に巨大a-We(アウィー)ちゃん( ◜◡゜)っ

催しによって場所と開始時間が違うのです。

だいたい中之島公園、中央公会堂に集まっているが、アート展示「台湾スペクトル」だけグラングリーンの「VS.」と離れている。注意しましょうね。
「台湾スペクトル」レポはこちら。
グランフロントと中之島公園、実はアクセスがよくない。徒歩30分ぐらい離れていてショートカットもできず、公共交通機関も特にない。タクが最適解です。それ以外だと「うめぐるバス」で駅前第3ビルまで出るぐらいか…。
(その後のイベント)
◆「TAIWAN PLUS 2025 台日新風」@中之島公園

みんな大好き台湾マルシェ。15時からオープン、みんな台湾メシを目指して来たやね。これ目当てにみんな来たでしょう。うちらもそれで来ました。誰かが魯肉飯(ルーローハン)の記事をX(Twitter)に投稿していたから、それで火がついたんですよ。魯肉飯は台湾夜市のソウルフードでしてね(観光1回いっただけで信者になってる私)、あのハッカクの香りが脳を支配します。ああ、、、
台湾めしを探して、、、


あかん。人が多い。同じことを考えている人が多くて、16時過ぎに着いたらなんか行列ができてた。
(´・_・`)おいみんな飯は家で食べてこい(自分のことをたなにあげるやつ
偵察に行ってくれた仲間によると、あと何軒か魯肉飯を出す店があると。しかし途中からはグッズ系の店になり、見えている限りでは飲食店は入口付近に固まっている模様。
後に入手したMAPはこちら。

「WEEK2」、8/16-17(土日)の出店ラインナップだ。前週8/9-10(土日)からは店が変化している。
紺色の店舗が飲食店で、オレンジは企画系、水色はグッズなど物販。やはり飯は限られている。
しかも飲食店はパイナップルケーキとサンドイッチと肉まんの店が含まれてるので、本命(魯肉飯や餅)でいうと、実質的に3~4択です。しかもうち1店は魯肉飯なのだが「八角不使用」と明記している!だめだ!それはだめ!!ハッカク入り現地の風味でなければならない!!!
おおごえをだしましたすいません( >_<)
考えることはみんな同じで、それで葱餅の店、魯肉飯の店と、魯肉鶏排弁当の店、計3店に客が集中。3本の列が細く長く伸びている。台湾メシの戦いが勃発しているのだ。
この時点ではMAPを確認できておらず、屋台の全体像がよく分からないが、見送って先延ばししたところで列が更にでかくなるだけと判断。魯肉飯の屋台と、その手前の葱餅の屋台に分かれて並ぶ作戦をとります。

これは隣の「台湾小吃家好吃好吃好吃好(タイワンシャオツーハウス ハオツーハオツーハオツー)」、名前がめちゃ長い。葱餅狙いで仲間が並び中。
私はとりあえず「台湾飯店」さんの魯肉飯がピンときましてね。写真の具の量が少なかったので不安だったけれども何か賭けようという気持ちになった。なぜだろう。この直感が当たった。
しかし写真がない。
気持ちに余裕がなくなったのと暑いので「写真を撮る」という選択肢がコマンド(意識)から飛んでしまった。写真がない。私が学校にまで通いながらも写真家になれなかったのはこういうところに要因がある。皆さんは魯肉飯の虜になっても写真の精神を忘れないでくださいね。私は…肉と飯に心を売り渡してしまった匹夫。
列が前に進むにつれて「台湾飯店」はグッズも熱い。シャツにステッカーに、「台湾ビール」にはパイナップル味とマンゴー味もあるのだった。やばい判断力が散らかってきた。


つくづくこのシャツのデザインいいなあ。オーダー1品につき店オリジナルステッカー貰えてうれしいな。
魯肉飯(900円)をゲット。

肉が少ないように見えて不安だったが、箱を開けて飯をかき混ぜたとき「オッ」となった。匂いが本物だったのだ。行く先々の夜市や飯屋で嗅いだ、あのハッカクやらのスパイスの入り混じった、清涼感やら甘味やらが混然となった、奥行きのあるパンチの効いた香り。
台湾から帰国後、妻氏が家で再現しようとハッカクやらを用いて試みてくれたが、日本の食材がベースだったため、何やら似て非なるものが生まれてしまったのだった。その時はこんな強い香りはしなかった。思った以上に複雑な香辛料の組み合わせをさせないと根本的に違う飯になってしまうらしい。魯肉飯の正解が掴めない。
香りが記憶を呼び覚ます。夜市は興奮した。なぜだ。
安全で平和で健全で気楽な旅だったが、そこには猥雑さがあった。生活感と言ってもよい。都市と民の生活とが一体化していたのだ。その象徴的な香りが魯肉飯だ。都市空間を内側から支え、支配している風味だ。台湾の人と都市の神経にはこのアニスやパクチーの香りが流れていて衣・食・住がそれによって動いている。


葱餅は葱入りの小麦粉の衣を焼いたもので、平べったい。予想外に辛かった。辛い食品は珍しい。紙袋がレトロでハイセンスでよかった。よいですね。なにもかもがよい。Good is good.
台湾ビール・パイナップル味は、見事に調和していた。ビールとパイナップルとが喧嘩していない。元々がゆるい味でコクやキレのないビールであるため、甘味が自然と乗っかるのだ。日本のビールにはこんな芸当は無理だ。個人的に台湾メシとは相性がよく、ますます好きになってきた。嗚呼。9月、10月の3連休で台湾行きたいな、嗚呼。
あーあー言ってたらきがくるってきたので店を見ましょうね。
「文化総会」物販コーナーではアウィーちゃんグッズを売っているが、こちらもキーホルダーとピンバッジ個別売り、ガチャは売り切れ。オープンして1時間で売り切れてるとか無茶言わんでくれ。泣いた。


かわいいんや。「現金のみ」アウィー版、超かわいいんや。
かわいいねんけどなあ、、、手に入らないかなしみ。
ピンバッジ4種セット2400円も、この1時間後ぐらいに見に行ったらもう売り切れていた。何もかも売り切れてゆく世界、マルシェ。カワイイに支配された私達。
なんせ人が多いんすよ。東京に比べれば空いてる方だと思うが、それは東京がくるってるだけです(※筆者は大阪人のためTOKYOへの差別感情があります) 関西なんぞ地方において一カ所に多くの人が集まること自体がそもそも珍しく、そんなに動線も太いわけではないところに、みんな日傘をさして彷徨ってるので、圧迫されるわけです。日傘が当たるねんな。屋根付き商店街とか、それこそ夜市スタイルだったら歩きやすかったであろう。そうだ夜市しようや。御堂筋の車を追い出して夜市をするんや。おい吉村はん聞いてまっか夜市や、税金で夜市を。




人が多い。
台湾のマジ夜市と違って、日傘の群れで、そして飲食店が少なすぎるので、飲み食いに期待して来ると肩透かしではあるし、喉が渇いても対処法があまりない(自販機は分かりにくい所にある)。しかし逆に、立ち食い勢が少ないので混雑が助長されることはなく、往来はスムーズなため、成功しているとも言える。むずかしいな。
店見ましょう店。
「RHINOSHIELD(ライノシールド)」は循環型アクセサリーの無料ワークショップをやっており、タピオカ風キーホルダ-作りに行列。いいなあ。


アウィーちゃんスマホケース
かわいいなちくしょう。私のカワイイへの耐性が皆無であることがわかった。
宗教よりもカワイイは強い。

七夕みたいにスマホケース乱舞してる。
「豊達雑貨商行」とか、グッズ系は全部おもろい。あかんて。全部ほしい。
全然記録の写真が撮れてない。何を撮ったんやこれは。雑踏よ。あなたは雑踏を見ていたのよ。そうか。


ホテルのドアノブに掛けておくドアプレートがレトロ品として売られている。包装紙とかキーホルダーとか、ちょっとしたものが色々とある。現地ではそういう店を狙って回ってなかったので、滞在中にレトログッズを見かけなかったのだが、台北とか街中でどこかに売ってたのだろうか? 古い個人商店を探せばあるのか、迪化街とかでレトロおしゃれ店があったのか?課題がひとつ増えた。次に行ったときに現地でガサッと買ってきたらええのではないかと思いついた。現地仕入れである。あるのかどうか不明。
店の個別の記録がなく、漁るのに必死で写真がおろそかになっている。「珍品生活」や「YOU.CO」あたりで盛り上がっていました。

こちらは店主が自作した、台湾の屋台でお馴染みの単語をキラキラなキーホルダ-にしたもの。いいわあ。「愛玉子」「仙草ゼリー」とか激アツワードです。台湾夜市を知った人間はこのワードで脳汁が出ます。


ドアプレート再び。今どきさすがに使ってないと思うので過去の懐かしい品がリバイバル的に流行ってるのかな。80年代的レトロが熱いというのが日本と台湾で同期してるのは何故だ。日本の流行に感化されてる?逆?
「台湾音箱」はDJブースで音楽かけてた。シャツ販売か~と思ったらてぬぐい等も売っていて仲間が即攻で買ってた。


愛玉とか珍珠って言われたらすぐ買いそうになるんや。良い思い出しかない。
「本冊圖書館 Artqpie Library」で台湾関連ZINE的なものに惹かれつつ、わざと中身をあまり直視しません。今月めちゃくちゃな額を写真集にぶっこんだのでやばい。もう紙は買えません、中国語をすらすら読める翻訳デバイスが出来たらヤバいと思う。Googleグラスに高性能翻訳機能がついたら買う。


こちら「感傷唱片行」、カセットテープ販売で、台湾、フィリピンなど、そして日本のエモなビートを集めている。いやこれ。めちゃくちゃいいジャケ。テープ再生機器がないんで手に負えないけどこれ。いい。
これらの音源についてはYouTubeで紹介してくれている。わあい。
Farragolのビートはしっかり強く押し込んで打ってるからすごい良い、これは日本人アーティストにはない押し込み。和エモってメロであってビートは絶対に前に来ない(ゆえに甘くて聴くことができない)のだが、これはダンスナンバーとして現場での再生状況を再現しているかのように強く主軸に来ている。
Orihusay(オリフセイ)とか、
「透明なガール」Tokimeki Records とか。
普段は聴くことのない領域に触れられるのは良いですね。昔はタワレコやHMVでCD漁って自分の中に異文化混入させることが可能だったのが、今や場所としての文化の交差点が無くなってしまって、自分のパラレルな趣味嗜好の道が他の系統と交わらないまま伸びきってしまっている感がある。こういう祭りの場が新たな文化交差点となるのだろうか。
「台湾印事」ではめっちゃ盛り上がった。スタンプを自由に押して試せるという企画である。台湾の日常にある(あった)生活道具などのデザインがスタンプ化されている。


非常に濃厚な黒が出るスタンプで、白と黒のシンプルかつ力強い図柄がとても魅力的だ。龍の模様のフルーツ盆とか、手鏡、上皿はかり、菓子木型、瓶、等々、恐らく台湾においても少しずつ消えてゆくであろう生活上のデザインが刻まれている。
こちらには約1名、スタンプ狂がおり、くるったようにスタンプでよろこぶので、よろこんでいました。無料でこれは熱すぎる。寄付をしました。
あ"っ 視界にヤバいものが
あ""っあ"っ( ゚q ゚ )

出ました…「維力炸醤麺(ウェイリージャージャーメン)」。。。
この青と赤の2色刷りで、お椀がパカパカ喋ってるみたいなパッケージの、インスタントラーメンがそれです。パカパカ喋ってるのが可愛い。
台湾の食文化において非常にメジャーで、庶民に広く愛されている、にもかかわらず幻の品である。なぜなら、肉エキスが使われているため日本に持ち込むことができないのだ!!! 日本は肉の持ち込みにとても厳しい。たとえ加工されて肉の形が見えなくても、ラーメンでもだめなのです。台湾旅行最終日、これの瓶詰めタイプを買ったものの、肉NGだと気付き、さんざん調べて、そして日和って、ホテルの部屋に置いてきたのだった。
こんなところで会えるとは…。
速攻で買いです。来てよかったマルシェ( >_<)

福の来そうな張り紙とかお札みたいなやつも好きで、南方のはゴージャスで景気が良くて良いですね。一つ買った。
ちょっと待って、
「魯肉飯の素」
( ´ ¬ ` ) ノ 勝ちです。勝ちが確定しました。
いかに魯肉飯の風味が複雑で謎だらけと言えども、「素」があればもう勝ったも同然。うははははははこれで魯肉飯が家でも食えるぞ!!!再現性!再現性!!
あ?
なんか書いてる。
「醤油+コーラ+私=台湾ルーローハン!」
・・・まさか醤油とコーラで煮炊きしてたのかアレ。
永遠に辿り着けるはずもなかった。コーラが決め手だったのか?
謎が深まっていく。おそるべし台湾。

あマルシェが終わった。無限に続くかに思われたが終わりである。最後の方はレトログッズではなく色々あったが記憶にないし写真にも残ってない(撮れや
折り返しでイベント系の屋台(MAPのオレンジ色)を見て帰りましょうね。作家の作品とか出版印刷系とかが多い。

「蛋君」たまごくん。
あかんかわいいぞこれは。危険だ。丸くて柔らかいやつらはだいたいあぶない。人の心の隙間に入ってくる。ひび割れてますからね私の精神は。


しかしブースの記録をとるのを完全に放棄していて、記録の写真がない。そんな突き放さんでももうちょっと記録撮っといてよと思う。
もう少し飯か何か食いたかったんや。
だが戻ってきたら魯肉飯の行列が倍以上に伸びていた。やばい、客の数が提供速度を上回ってる。これは追加食いを諦めるか。
18時が近づいてくるので、中央公会堂に移動し、中のイベント:「マジカル台湾―台湾文学展」を観に行きましょう。

アウィーちゃん飛んでる(かわいい
◆中央公会堂~休憩
なんと「台湾文学展」は18時前に閉館、入れず。あああああ。
18時までだったか、。、厳しいなちくしょう。
VRイベント「フリーユアヘッド」19時の回に申し込んでおり、18時半には入場するので、館内で他の展示を観て過ごしたかったのだが、これでは居る意味がない。マルシェに戻ってビア飲みますか。
公会堂内をうろうろします。まいごや。
館内の造りは相変わらずかっこいい。



アウィーちゃん後ろから見たら完全に寝そべって固定されてたんやな。封印された凶獣といった趣がある。

しかし飲食店ブースが行列すぎるし、台湾ビールを扱う店もソールドアウト。完全に詰んできたので、どうしましょうかね。
屋台の裏側に自販機があるのを発見。普段絶対こんなところで飲まないのだが、今は救い。水とアクエリと薄めのお茶が完全売り切れで、みんなかなり使っている。ジュース系のブースを出してたら相当儲かったのではないか。

このあたりで座り飲みをします。18時を過ぎたあたりで既に暗くなってきて、陽が短すぎて泣いてる。夏よ終わらないで。お前は永遠ではなかったのかい。
◆夜(VRイベント終了後)
19時からVRイベント「フリーユアヘッド」に参加。19時半に終了、19時45分頃に出てきた。

アウィーちゃんは光ってもかわいい。
しかしマルシェの行列は尽きることがなかった。列が更に長く伸びていてさすがにこれはひいた。マルシェは21時までやってたらしい。

入口を超えて列が伸びていて、これはおそろしい。さすがにむりです。帰りましょう。
魯肉飯の魔力である。ハッカクをはじめとするハーブが人を狂わすのだ。夜市は私達の心の中にある。
あ~~~現地に行きたい、、現地には行列はない、ただただ思いのままに飲み食いするだけの世界だ。だがだらしのない飽食などではない。台湾メシにはハングリーさが付きまとう。食うほどに渇望が生まれる。あれはいったい何だったのか? 謎だらけである。
( ´ ¬`) 完。