【写真表現大学】2017年度修了制作展_3/6(火)初日・パーティ
「写真の学校、2年目も通ってるんすよ」とほうぼうに言い回っていたら、あっというまに冬の厳しい時期も過ぎ、花粉症の到来となり、早いもので、もう修了展になっていました。あれっ。速い。速いが。
速い。時の流れが速いですが。修了展を開催しています。
初日の3/6(火)はオープニングパーティーがありました。
これです。
学校のメインイベントで、これを目指して1年(実質10ヶ月程度)で皆さん必死で戦ってきました。
私、搬入1週間前の週末は東京に滞在していたため、全ての進捗がぎりぎりの見込みでしたが、フレームのサイズ発注ミスによって段取りが崩壊したため、ポートフォリオを鬼爆速で作ります。 ※休日出勤の振替休日を充てています
午前のようす。展示初日を迎えたのに写真のセレクトからやっています。ページ構成もレイアウトも即興です。
月曜の晩に可能な限り進めようと思ったのですが、花粉症の薬を多めに飲んだせいか完全に意識が終わり、なかなか仕事が終わらなかったので、1ミリも進んでいません。しかし謎の力が働き、物凄い集中度で進行しました。普段の業務もこうあってほしいものです。
それでもテキストは書ききれませんでした。ぎりぎりのところで諦め、アルバムに写真を入れて家を飛び出します。エプソンのSC-PX5VIIは極めて優秀ですが、無線接続にしていると印刷中に処理が途切れて中断されたり、Illustratorからプリントさせると紙のグレード設定を少し間違えただけで黒地にすごいスジが入ります。そういうので時間を浪費しました。もし家族がいたら首を絞められていると思いますそのぐらいなんかガーッとやった。
やるよね。
やっていきましょう。京都、三条です。パーティは18時開始の20時終わりですが、既に19時20分です。社会人にあるまじき行為ですが背に腹はアレです。
よく見るとシュールです。蟹の足というか建材みたいです。たのしいですね。
19時半に会場にしゅるしゅると駆け込むと、会場設営や雰囲気について、天野先生からの講評がありました。
なんだかそれっぽい会場になっている。まじかよ。上品な雰囲気になっています。まじかよ。ここで日曜の晩にワーワー言いながら半狂乱していたことが嘘のようです。狂うかと思いました。半分くるってました。すべてはフレーム発注ミスのせいです。わああ。
同時代ギャラリーはとにかく立地が素晴らしく良く、入りやすさは他のギャラリーより群を抜いて高いです。すばらしい。良い感じなので皆さん遊びに来てください。
手が滑ってビールを入れたので視界がぶれます。ウェイウェイゥアウ。
アウー。
( ´ -`)ノ
お客さんが来たら色々話をしてみてくださいねということでした。
昨年は自分の招待した方が絶え間なく来場して下さったので、アテンドしてるだけで2日間が終わりました。今回はどんな展開になるか楽しみです。
なぜかコメント役が私にも及んだので表大を礼賛しました。思えば2016年の3月、次年度からの入学を決めていたので、参考にと修了展に足を運びましたが、当時も同じくこの会場でした。
ここで先輩方の展示を見て、311被災地の道路や、自身の体と向き合った作品、独居老人の住まいの様子、素朴な下町の情景、香港の路面電車定点観測などの作品があり、「ああ、この学校はテーマ性に対してスジが通ってるし、写真を始めて1年ぐらいの人でも、何年も趣味でやってきた人と遜色ないものを撮れるようになるのだ」とはっきり解った、そういう出会いの場でありました。
今度はその場に自分が出品者として立つことができて、たいへん嬉しい。しかしまさか、ここまでゲームのモンスターデザイン担当者みたいな作品を出すことになるとは、2年前の私はみじんも知りません。ぎゃはは。都市は伏魔殿です。
表大2016年度生OB代表としてムトーさんも一言を求められるの巻。年度によって生徒のキャラがまた違うのが面白いところで、私ら2016年度の代は、概ね仲が良くて女子会みたいで楽しかったでおます。今も付き合いがあり、女子会です。
鳥取からの修行者、桜井氏も強制コメント。ギャラリーオーナーみたいで似合っています。
「そこいらのグループ展よりずっとレベルが高い」というのはまさに同感で、写真を始めて1~2年目の人も、写真を生業にしている人も、写真に憑りつかれた者も、こうやってテーマを持ち寄って発表しあえるわけで、そこには技術を超えた何かがあります。
大先輩の鷹岡さんも登壇?し、「皆さんも好きなことはやり続けてください」「いつか日の目を見る時が来ます」と、ギャラリストみたいでかっこよかったです。
生徒のパートナーの方(※外部の方です)にまでコメントの指名が及び、なんかこれらコメントの応酬も含めて作品の一部のような気がしてきました。この合間にも急いでビールを摂取したので「顔が赤いですよ」と指摘されました。分解酵素がないんだ。
一番の功労者である教務スタッフのマエタケさんから一言で〆です。表大生だけで20名弱の生徒がいますが講師との連携や各種相談対応、連絡事項、授業の段取りなどに奔走し続けてきた、縁の下の力持ちです。本当によくやっていただいていて助かっていますし感服です。心のなかで合掌。あざます。
宴を撤収する時間になり、急いで冷えた餅などを食べます。
手がベタベタになったぜ。
歓談の暇もなく、自分の作品スペースで細工をします。時刻を記載したシールを壁に貼るだけですが、シールがあるだけで、時系列とか「1日」の枠組みが生まれるので、作品の読み方が全く変わります。写真はイメージの集合体に過ぎないので、言葉や記号によって常に意味合いが変動します。
集合写真をしました。
個性豊かな皆さんと知り合えてよかったです。
まだ皆さんの作品はちゃんと額装、ブック等まで目を通せていないので、日曜の作家プレゼンなどを踏まえて、このblogでレポートしていきます。
鷹岡さんの作品の気品とキャリアは、皆のよいお手本です。
日曜の晩に半狂乱となっていた現場ですが、のど元過ぎればなんとかで、もう忘れつつあります。また10月の個展のときに発狂しましょう。
あーーーーブック作ってないー。作れませんでした。
会場ではこのようにフォトブックを作っている作家もおり、お手頃価格でお買い上げできます。興味を引かれましたらぜひ。あーー私作ってないーーむりだったーー。嗚咽。
どこの部族かと思ったら15歳の妹さんというブックで、また中身をしっかり読みたいです。ブックいいなー。ブックー。
これはちがいます、
同時代ギャラリーでした。
( ´ -`)ノ おこしやす。
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<会場> 同時代ギャラリー
〒604-8082 京都府京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル 1F
TEL/FAX: 075-256-6155
休廊:月曜日(祭日の場合は開廊)