nekoSLASH

ねこが超です。主に関西の写真・アート展示のレポート・私見を綴ります。

【写真展】R5.1/21~3/26「川内倫子 M/E 球体の上 無限の連なり」@滋賀県立美術館

地球と私。近代的な写真の主要エッセンスを存分に活かした本展示の作品群は、近代写真の終着点の一端を語るものではないだろうか。

 

【会期】R5.1/21~3/26

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【学生】R5.2/20~3/4 京都芸術大学/大学院(写真・映像)+東京工芸大学 共同選抜展「写真は変成する3 インタープレイ/相互に作用するということ」@京都芸術大学ギャルリ・オーブ

「写真は変成する」展は、大胆に「写真」を慣習や約束事から突き放すように変成・流動させる、刺激的な実験の場である。3回目となる今回は京都芸術大学だけでなく東京工芸大学との共同展となった。

変成、実験、試行と展示。今回は今までになく思う所、考えさせられることがあった。迷い迷いレポしていきたい。

【会期】R5.2/20~3/4

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【学生】R5.2/4~12_2022年度 京都芸術大学卒業制作展・大学院修了展④「写真・映像コース」@未来館2F

京都芸術大学の卒展・修了展、「写真・映像コース」未来館2階の展示レポです。他のコースの展示も一部あったのだが、数が多い!(嬉しい悲鳴)ので、コースを絞ってお送りします。1Fから更に多彩さを増した「写真」作品が展開されたフロアでした。

【会期】R5.2/4~12

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【学生】R5.2/4~12_2022年度 京都芸術大学卒業制作展・大学院修了展③「写真・映像コース」「総合造形コース」@未来館1F

京都芸術大学 美術工芸学科「写真・映像コース」展示のうち、未来館」の1階をレポです。2階にも沢山あるので階(回)を分けてお送りします。なお、「総合造形コース」の展示も一部含まれますが、面白かったので一緒に書いています。造形も写真・映像も混然となると力が増します。わあい。

【会期】R5.2/4~12

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【学生】R5.2/4~12_2022年度 京都芸術大学卒業制作展・大学院修了展②「写真・映像コース」@人間館C棟 、「京都トリエンナーレ」

京都芸術大学(旧名:京都造形芸術大学)の卒展・修了展、「美術工芸学科」の「写真・映像コース」鑑賞レポです。

二つのコースが合体した関係でややボリュームがあるため、ここでは2つの棟で展開されているうち「人間館C棟」での展示(2作品)と、また別の企画としてキャンパス内でゲリラ的に展示されている「京都トリエンナーレ(遭遇できた3作品)を紹介する。

【会期】R5.2/4~12

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【学生】R5.2/4~12_2022年度 京都芸術大学卒業制作展・大学院修了展①(染織テキスタイル、総合造形)

京都芸術大学の修了展です。まず染織と総合造形から。

「染織テキスタイルコース」は織物・染め物を用いた造形芸術という感。

「総合造形コース」は、分類が難しいが、「彫刻」でもない。モノに寄ってもいいし映像でもいい、何でも可という感じ。

(  ╹◡╹)

【会期】R5.2/4~12

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【ART】R4.12/23~R5.3/13「杉本博司――春日神霊の御生(みあれ)」@春日大社国宝殿、若宮

「奈良で杉本博司」「春日大社の宝物殿で杉本博司」と断片的な展示情報を聞いていたが、例によって下調べはせず現地に行ってみたの巻。杉本の個展ではなく、氏のプロデュースによって杉本個人の制作した作品 × 春日大社などの寺社が所有する宝物を展開していた。

 

【会期】R4.12/23~R5.3/13 (※1/31から後期展示となり、展示物の一部が入れ替わる)

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【写真展】R4.11/12~R5.2/5「藤岡亜弥 New Stories ニュー・ストーリーズ」@奈良市写真美術館

2017年・第41回伊奈信男賞、2018年林忠彦賞&木村伊兵衛を受賞した代表作「川はゆく」に新作を加えて再編集した「傷ついた風景の向こうに」のほか、「かわいいだけじゃダメかしら」「ニエプス巡礼」「ホームアローンの計4テーマが紹介された。

【会期】R4.11/12~R5.2/5

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【写真展】R4.12/7~R5.1/28 林直「いのちのとなり」@BLOOM GALLERY

様々な制限を強いられた新型コロナ禍の「日常」を見つめる中で、大いなる生命力を見出し、作者=写真はより大きな世界に辿り着く。冒頭の古い地球儀はその気付きの象徴である。

 

【会期】R4.12/7~R5.1/28

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【ART】R4.11/12~12/25「Sense Island-感覚の島-暗闇の美術島 2022」@猿島、横須賀

夜の無人島「猿島内に置かれたアート作品を、渡されたライトで足元を照らしながら鑑賞して回る企画。いやあそういうの大好きやよ。なんと写真家の参加もかなり多い。やった。

だがしかし本企画の主眼は、単に「アート作品を見せる」というより「デジタルデトックスにより人間本来の間隔を呼びさまして、アートをより豊かに感じる」ことだった。いかん!スマホ・カメラが封印される!作品の記録ができない! 解毒。うおお。

 

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