nekoSLASH

ねこが超です。主に関西の写真・アート展示のレポート・私見を綴ります。

【写真展】瀬戸正人「旅しないカメラ・・・まだ見ぬ、もう1枚の写真を求めて!」@入江泰吉記念奈良市写真美術館

【写真展】瀬戸正人「旅しないカメラ・・・まだ見ぬ、もう1枚の写真を求めて!」@入江泰吉記念奈良市写真美術館

瀬戸正人作品をぎゅっと濃縮して鑑賞できる良い機会です。

【会期】2019.4/13(土)~6/16(日)

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【ART/トーク】「岡﨑乾二郎 縦横無尽」@浄土複合(京都市左京区 浄土寺)

 【ART/トーク】「岡﨑乾二郎 縦横無尽」@浄土複合(京都市左京区 浄土寺

場に到着すると、満員。美術品をお上や行政が価値付け・売却する仕組みへの疑義が語られているところだった。例のリーディング・ミュージアム構想である。

【日時】2019.5/24(金)18:00~20:00

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【ART】「生きられた庭」@京都府立植物園

【ART】「生きられた庭」@京都府立植物園

「植物園」と「美術」の歴史的な関係を、キュレーターが語りながら園を歩いて回るガイドツアー形式の展覧会。アーには参加できなかったが、作品を観ながらああだこうだ言いつつ園内を巡った。 ああだこうだ。

 【会期】2019.5/12(日)~5/19(日)

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【演劇】中野劇団「10分間2019~タイムリープが止まらない~」大阪公演 @HEP HALL

【演劇】中野劇団「10分間2019~タイムリープが止まらない~」大阪公演 @HEP HALL

たいへん珍しいことに、演劇をみました。超おもしろかったです(笑)。「10分経ったら時間が巻き戻る」という「理不尽」をいかに突破するか、というゲームを体感しました。

※以下、ねたばれのためご注意ください。

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【KG+2019】「Play - Play a playback mark」(再生ー再生マークを再生する)川瀬賢二 @Lumen gallery (ルーメンギャラリー)

「Play - Play a playback mark」(再生ー再生マークを再生する)とは、本当に再生マークが目の前にある。

観客は「作品」を探し求めて、作品の上をタップする。

【会期】2019.5/7(火)~5/12(日) 

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【KG+2019】須田派2@Lumen gallery (ルーメンギャラリー)、【写真展】須田一政「犬の鼻」@galleryMain

昭和にその名を刻む写真家・須田一政は、2019年3月7日に逝去した。ご冥福をお祈りします。だが魂は生きている。京都五条、隣り合う2つのギャラリー:ルーメンとメインでは、本人の作品展と、その世界観に集う写真家らによるグループ展がほぼ同時に催された。

【会期】・須田一政「犬の鼻」:2019.5/1~5/19
    ・須田派2:2019.4/30~5/5

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【写真展/KG】KYOTOGRAPHIE 2020 (アソシエイティッドプログラム)_オサム・ジェームス・中川「Eclipse:蝕/廻:Kai」@ギャラリー素形

KYOTOGRAPHIE 2019年のメイン展示及びKG+セレクトなど、「表」の主力プログラムが会場演出、体験型展示に舵を切っている中、「裏」の横綱級が存在する。オサム・ジェームス・中川「Eclipse:蝕/廻:Kai」、美しいプリントと深いテーマ性によって、写真が美術品であることを体現していると言ってよいだろう。

 

【会期】2019.4/13~5/12

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【KG+2019】榮爾(eiji)「ALTER EGO(変身)」@京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

【KG+2019】榮爾(eiji)「ALTER EGO(変身)」@京都写真美術館 ギャラリー・ジャパネスク

4つほどの部屋から成る会場はどの壁にも、面を付けた人間が並んでいる。部族の祭状態である。

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Offline PhotoBook Shop in Kyoto(flotsam books、twelvebooks、赤々舎)、石川竜一「OUTREMER / 群青」@恵文社一乗寺店

Offline PhotoBook Shop in Kyoto(flotsam books、twelvebooks、赤々舎)@恵文社一乗寺店

超お得価格で写真集が宝の山状態。Webでの写真集販売でお馴染みのflotsam booksとtwelvebooks、写真集と言えばお馴染みの赤々舎が一堂に会して、期間限定でリアル販売です。

そして会場には同時に石川竜一の写真が展示されている。

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【KG+2019】八木夕菜「Blanc/Black」@MOGANA

【KG+2019】八木夕菜「Blanc/Black」@MOGANA

平成から令和への改元を迎え、天皇退位や新天皇即位の礼が相次ぎ、日本という国の歴史や伝統の形をメディアを通じて目にする機会に恵まれた。厳密に執り行われるそれらの儀式は、手順、言葉、衣装、建築物などの型によって護られ、素人目にも神聖さを伴うものであった。本展示は、そうした歴史的な神域に宿されてきた光と影を浮かび上がらせる。 

 

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【写真展/KG】KYOTOGRAPHIE 2019_アルバート・ワトソン「Wild」、【写真展/KG+】伊丹豪・特別展 with FOVEON @京都文化博物館・別館

京都文化博物館・別館併設の展示スペース「JARFO京・文博」では、KG+プログラムとして伊丹豪の展示が、博物館・別館の広いスペースにはKGプログラムとして、ポートレイトの巨匠、アルバート・ワトソンの回顧展が催されている。前者は組織・技術としての美を、後者は「個」としての才能の美を生み出す。

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