nekoSLASH

ねこが超です。主に関西の写真・アート展示のレポート・私見を綴ります。

【KG+2019】牧野和馬「壁」、マリア・ゲルベロフ「キョウト」@ヴォイスギャラリー

【KG+2019】牧野和馬「壁」、マリア・ゲルベロフ「キョウト」@ヴォイスギャラリー

街の片隅の何気ない「壁」をカンバスのように捉えた作品と、外国人の眼から見た「京都」のイメージの内を表わす作品が同時展開されていた。

【会期】2019.4/26~5/6

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【写真展/KG+SELECT 2019】藤安淳「Sense of Wonder」、中井菜央「繡」、アルメル・ケルガール「Anatomy of a French family - investigation in progress」@元・淳風小学校

藤安淳「Sense of Wonder」、中井菜央「繡」、アルメル・ケルガール「Anatomy of a French family - investigation in progress」。

三者三様の「家族」の形を見る。

 

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【写真展/KG+SELECT 2019】藤元敬二「Forget-me-not」、堀井ヒロツグ「見えない川」@元・淳風小学校

KG+セレクトにノミネートされた12組のアーティストについて出来る限りレポートしたい。今回は、得も言われぬ印象を残した2名の作家:藤元敬二「Forget-me-not」、堀井ヒロツグ「見えない川」について。彼らが撮る男性は何か答えのないざわめきをもたらした。

 

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【写真展/KG+2019】「Beyond the Portrait」(佐野光子、高津吉則、イイダユキ、二川美知枝)@ギャラリー富小路

「KG+」4人展「Beyond the Portrait」(佐野光子、高津吉則、イイダユキ、二川美知枝)である。

SNSやインスタに溢れるポートレイト写真。その意味を問い、「ポートレイト」の可能性を探る展示が催された。

時間】11:00~18:00

【会期】2019.4/11(木)~4/28(日)(月、火、水)

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【写真展/KG+2019】西村勇人「Commons」、林敦子「水のかたち」@ヴォイスギャラリー

2つの「科学」が同じギャラリーで姿を現した。1つは研究所の奥で稼働する「科学」、もう1つは庶民、消費者にとって身近な「科学」だ。

 

 

【時間】11:00~19:00 (最終日17:00まで)

【会期】2019.4/10(水)~4/21(日)

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【写真展】澤田育久「substance」@howse(大阪市西区京町堀)

【写真展】澤田育久「substance」@howse(大阪市西区京町堀)

光を帯びた、白い空間が出現した。建築物の内装のように見えるのは、全て写真である。無重力の宮殿は、いかにして生まれたのか。 

 

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【写真展・トーク/KG+2019】成田直子「みやこうつし -EYEcon-」@京都駅ビル東広場(北ピロティ)

「木津川アート2018」で出現した無数の「眼」が、今度は京都駅ビル上層部の広場に集まり、過去と現在を行き来する「都」のイメージを映し出した。 

作品鑑賞と、作家トークを聴講。

【会期】2019.4/12(金)~5/12(日)

トーク】2019.4/13(土)17:30~18:30

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【ART】Oh.マツリ★ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー @兵庫県立美術館

【ART】Oh.マツリ★ゴト 昭和・平成のヒーロー&ピーポー @兵庫県立美術館 

石川竜一の沖縄人の写真群と、沖縄の「陰」、「喪」に言及したドキュメンタリー映像。柳瀬安里の、公共の場への攪乱行為。会田誠の呼び出したPOPな「英霊」。 

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【写真展】野村浩「"NOIR" and "Selfie MANBU"」@BLOOM GALLERY

【写真展】野村浩「"NOIR" and "Selfie MANBU"」@BLOOM GALLERY

噂に聞いてたアイツが登場。

都市の片隅。彼の名はマンブくん。光さす世界と、光を受ける写真との狭間に立っている。この坊や、平成末期のチャーリー・ブラウン? 主従関係の反転した犬の代わりに”カメラ犬”を引き連れ、「写真」を引き裂き、今や、神出鬼没のアイコンだ。

 

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【映画】「ヨーゼフ・ボイスは挑発する」@第七藝術劇場

【映画】「ヨーゼフ・ボイスは挑発する」@第七藝術劇場

ヨーゼフ・ボイス(1921-1986)。世代的にリアルタイムでの接点が無かった私にとっては伝説の人物である。このたび、本人の生きて動いているドキュメンタリー映画が放映され、ようやく彼が何者かが少しだけ見えた。理解不能。彼のやっていたことは、あまりに大きかった。

 

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